テニス肘

テニス肘とは

テニス肘（上腕骨外側上顆炎）とは、肘の外側にある骨の突起部分に炎症が起こり、手首を動かしたり物を握ったりする動作で痛みが生じる症状です。

テニスプレーヤーに多く見られることからこの名前がついていますが、実際にはテニスをしない方でも発症することがあります。

主に手首を伸ばす筋肉の腱が傷むことで起こり、日常生活の様々な動作で痛みを感じるようになります。手首や指を繰り返し使う動作により発症するため、パソコン作業が多い職業の方や家事で手をよく使う主婦の方にも発症率が高い傾向があります。

テニス肘を放置すると、初期の軽い痛みから徐々に症状が悪化し、慢性的な痛みへと発展します。最初は動作時のみの痛みだったものが、安静時にもズキズキとした痛みが続くようになります。

握力の低下により物を落としやすくなったり、スマホや本を持つことさえ困難になる場合もあります。症状が1年以上続くと治りにくくなる傾向があり、最終的には手術が必要になる可能性もあります。

手術が必要となるケースは約10％以下とされていますが、身体への負担や入院、仕事への制限などのデメリットが生じることになります。

テニス肘の原因

開院以来、当院にはテニス肘でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、テニス肘の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

テニス肘の原因として次のものが挙げられます。

テニス肘はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、手首伸筋群の腱に炎症や微細な損傷が発生し、肘の外側に痛みが生じます。それは人によって違い、単に患部を安静にしたり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。テニス肘は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

テニス肘への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用のリスクがあり、根本的な治療にはならず対症療法に留まります。

ステロイド注射

一時的な効果は高いものの長期的な改善は期待できず、繰り返し注射することで腱がもろくなったり再発しやすくなる可能性があります。

装具療法

装着方法が不適切だと効果が得られず、長期間の使用により筋力低下を招く場合があります。

リハビリテーション

即効性がなく継続的な取り組みが必要で、適切な指導を受けないと症状が悪化する可能性があります。

手術療法

身体への負担が大きく入院が必要で、術後のリハビリ期間も長期間にわたり、仕事や日常生活に制限が生じます。

テニス肘を改善するために

まずはあなたのテニス肘の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では、テニス肘の根本原因を特定するために詳細な検査を行います。姿勢分析ソフトを使っての姿勢の評価をはじめ、脊柱周辺の体表温度を調べ炎症の有無を確認し神経が正しい状態にあるかなど慎重に改善に向けての原因分析を行います。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

テニス肘は単に肘だけの問題ではありません。首や肩、手首の関節の動きや神経機能の状態が大きく影響しています。当院のカイロプラクティック施術では、背骨の構造を正しく整えることで神経機能を回復させ、身体全体のバランスを改善していきます。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

テニス肘のQ＆A

テニス肘は自然に治りますか？

テニス肘は自然治癒しやすい病気とされており、発症から1年後には約80％の方が改善するという報告があります。ただし1年以上症状が続くと治りにくくなる傾向があるため早期の適切な対処が重要です。

テニス肘の人がやってはいけないことは？

重い物を持ち上げる、タオルを強く絞る、テニスなどのラケットスポーツ、長時間のパソコン作業など手首に負担をかける動作は避けるべきです。痛みを我慢して無理に動かすことも症状悪化の原因となります。

テニスをしていないのになぜテニス肘になるのですか？

テニス肘は手首を繰り返し使う動作全般で発症します。パソコン作業、家事、重い物の運搬、料理など日常生活の動作でも手首伸筋に負担がかかり発症することがあります。加齢による腱の変性も関係しています。

テニス肘と診断されましたが、どのくらいで治りますか？

個人差がありますが、適切な治療を行えば数週間から数ヶ月で改善することが多いです。ただし慢性化している場合や重症例では半年から1年程度かかることもあります。早期治療が回復を早める鍵となります。

テニス肘の痛みを和らげる方法はありますか？

患部の安静、アイシング、ストレッチ、サポーターの使用が効果的です。痛みが強い場合は消炎鎮痛剤の使用も有効ですが、根本的な改善には原因となる動作の見直しと適切な治療が必要です。

テニス肘は再発しやすいのですか？

適切な治療と予防対策を行わずに元の生活に戻ると再発しやすい傾向があります。手首の使い方の改善、ストレッチの継続、適切な道具の使用などの予防策が再発防止に重要です。

テニス肘の予防方法を教えてください

手首や前腕のストレッチを日常的に行い、重い物を持つ際は正しい姿勢を心がけ、テニス肘バンドの使用、適切なラケット選び、パソコン作業時の姿勢改善などが効果的な予防方法です。

テニス肘と似た症状の病気はありますか？

橈骨神経管症候群、頚椎症からの関連痛、関節リウマチなどがテニス肘と似た症状を示すことがあります。正確な診断のためには専門医による詳しい検査が必要です。

テニス肘は何科を受診すればよいですか？

整形外科が最も適しています。スポーツ整形外科や手外科の専門医であればより専門的な診断と治療が受けられます。症状によっては理学療法科での治療も効果的です。

テニス肘でも運動を続けて大丈夫ですか？

痛みがある間は患部に負担をかける運動は控えるべきです。症状が改善してから段階的に運動を再開し、適切なフォームの習得や予防策を講じながら行うことが重要です。無理をすると症状が悪化する可能性があります。

テニス肘が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックとテニス肘は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

テニス肘は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。

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