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こめかみが痛いのはなぜ?頭痛の原因と対処法

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こめかみの頭痛の原因と改善法

こめかみのあたりがズキズキと痛んで、仕事や家事に集中できなくなることってありますよね。こめかみに感じる頭痛は、多くの方が経験される症状ですが、その原因は一つではなく、痛み方や強さによってもタイプが異なります。今回は、こめかみの頭痛がなぜ起こるのか、どのように対処すればよいのかについて、カイロプラクティックの視点から詳しくお話しします。

院長:鳥井

こめかみの痛みは放置せず、原因を理解することが改善への第一歩です

目次

こめかみの頭痛はなぜ起こるのか

こめかみ周辺に痛みを感じるとき、その原因として最も多いのが片頭痛と緊張型頭痛です。片頭痛は、脳の血管が拡張することで周囲の神経が刺激され、ズキンズキンと脈打つような痛みが特徴的です。月経周期やストレス、睡眠不足などが引き金となることが多く、女性に特に多く見られます。

一方で緊張型頭痛は、首や肩の筋肉が長時間緊張し続けることで、頭全体を締め付けるような鈍い痛みとして現れます。デスクワークやスマートフォンの使用による不良姿勢が主な原因となっており、現代人に非常に多い頭痛のタイプといえるでしょう。

また、こめかみの片側だけに激しい痛みが出る場合は群発頭痛の可能性もあります。群発頭痛は一定期間に集中して起こり、目の奥をえぐられるような激痛が特徴で、男性に多く見られます。さらに、副鼻腔炎や三叉神経痛、顎関節症などが原因でこめかみに痛みが生じることもあるため、痛みの性質や随伴症状をしっかりと見極めることが大切です。

片頭痛によるこめかみの痛み

片頭痛は、こめかみから目の周辺にかけてズキズキとした拍動性の痛みが現れるのが特徴です。痛みは数時間から数日間続くことがあり、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。光や音に敏感になり、暗い部屋で静かに過ごしたくなるという方も多いでしょう。片頭痛の原因は完全には解明されていませんが、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの変動が関係していると考えられています。

片頭痛の引き金となる要因はさまざまで、チョコレートやチーズ、赤ワインなどの食品、強い光や騒音、気圧の変化、月経周期などが挙げられます。特に女性の場合、ホルモンバランスの変化により月経前後に片頭痛が起こりやすくなります。また、ストレスが解放された週末や休日に頭痛が起こる「週末頭痛」も片頭痛の一種です。片頭痛は遺伝的な要素も強く、家族に片頭痛持ちがいる場合は自分も発症しやすい傾向があります。

緊張型頭痛によるこめかみの痛み

緊張型頭痛は、こめかみを含む頭全体が締め付けられるような痛みが特徴です。片頭痛のようなズキズキとした痛みではなく、重苦しい鈍痛として感じられることが多く、午後から夕方にかけて徐々に強くなる傾向があります。この頭痛の主な原因は、首や肩の筋肉が長時間緊張し続けることです。パソコン作業やスマートフォンの使用で前かがみの姿勢が続くと、首の骨がまっすぐになるストレートネックの状態になり、頭を支える筋肉に大きな負担がかかります。

ストレートネックになると、本来であれば緩やかなカーブを描いているはずの頸椎が真っ直ぐになってしまい、頭の重さを効率よく支えられなくなります。頭の重さは成人で約5キログラムもあり、それを首の筋肉だけで支え続けなければならない状態は、筋肉にとって大きな負担です。その結果、筋肉が慢性的に緊張し、血流が悪化して痛み物質が蓄積され、頭痛として現れるのです。

カイロプラクティックによる頭痛へのアプローチ

カイロプラクティックでは、こめかみの頭痛に対して根本的な原因にアプローチします。特に緊張型頭痛の場合、頸椎のズレや筋肉の緊張が主な原因となっているため、頸椎を正しい位置に調整することで神経の圧迫を取り除き、筋肉への負担を軽減することができます。頸椎の調整を行うと首の可動域が広がり、動きがスムーズになるため、筋肉にかかる負担が大幅に減少します。

また、片頭痛の場合でも、首や肩の筋肉の緊張が血管の拡張に影響を与えていることがあります。カイロプラクティックの施術により筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで、片頭痛の頻度や強さを軽減できる可能性があります。当院では、単に痛みを取るだけでなく、姿勢の改善や生活習慣のアドバイスを通じて、頭痛が起こりにくい体づくりをサポートしています。

施術では、まず詳しい問診と検査を行い、頭痛のタイプや原因を特定します。緊張型頭痛の場合は、頸椎のアライメントを整え神経機能を正常にします。また問題があれば胸椎の調整も行い、正しい姿勢を保てるようにしていきます。多くの方が施術後すぐに頭痛の軽減を実感されますが、根本的な改善には継続的なケアが必要です。

日常生活でできるこめかみ頭痛の対策

こめかみの頭痛を予防するためには、日常生活での工夫も大切です。まず、デスクワークをされている方は、パソコンの画面が目線の高さにくるように調整し、背筋を伸ばして座る姿勢を意識してください。30分に一度は立ち上がって体を動かし、首や肩の筋肉をほぐすストレッチを行うことも効果的です。スマートフォンを見るときは、画面を目の高さに持ち上げて、首を下に向けないようにしましょう。

緊張型頭痛の予防には、首や肩を温めることも有効です。温かいタオルを首に当てたり、ゆっくりとぬるめのお湯に浸かったりすることで、血流が改善され筋肉の緊張がほぐれます。一方で片頭痛の場合は、痛みが出ているときに温めると血管が拡張してさらに痛みが強くなることがあるため、冷やすほうが効果的です。こめかみや額に冷たいタオルを当てると、痛みが和らぐことがあります。

生活習慣の見直しポイント

頭痛を予防するためには、規則正しい生活習慣を心がけることも重要です。睡眠不足やストレス、食事の偏りは頭痛の引き金となります。毎日決まった時間に就寝・起床し、質の良い睡眠を確保しましょう。食事は三食規則正しく摂り、特に朝食を抜かないことが大切です。片頭痛の方は、チョコレートやチーズ、アルコールなど、自分にとって頭痛の引き金となる食品を控えるようにしてください。

また、適度な運動も頭痛予防に効果的です。ウォーキングやヨガなどの有酸素運動は、血流を改善し、ストレス解消にもつながります。ただし、片頭痛の方は激しい運動が引き金となることがあるため、無理のない範囲で行うことが大切です。水分補給も忘れずに行いましょう。脱水状態になると頭痛が起こりやすくなるため、こまめに水を飲む習慣をつけてください。

病院を受診すべき頭痛のサイン

多くのこめかみの頭痛は、適切な対処やカイロプラクティックの施術で改善が期待できますが、中には危険な病気のサインとして現れる頭痛もあります。突然の激しい頭痛、今まで経験したことのないような強い頭痛、手足のしびれや言語障害を伴う頭痛、高熱を伴う頭痛などがある場合は、すぐに医療機関を受診してください。くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎などの重篤な疾患が隠れている可能性があります。

また、頭痛の頻度が急に増えた、薬を飲んでも効かなくなった、頭痛のパターンが変わったという場合も、一度医師の診察を受けることをおすすめします。当院でも、問診や検査によって危険な頭痛の可能性を鑑別し、必要に応じて医療機関への受診を促しています。カイロプラクティックは多くの頭痛に効果的ですが、すべての頭痛に対応できるわけではありません。適切な医療機関と連携しながら、患者様の健康をサポートしています。

まとめ

こめかみの頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛など原因がさまざまで、それぞれに適した対処法があります。特に緊張型頭痛は、姿勢の悪さや筋肉の緊張が原因となっていることが多く、カイロプラクティックによるアプローチが効果的です。日常生活での姿勢の改善や生活習慣の見直しも合わせて行うことで、頭痛が起こりにくい体を作ることができます。

長年頭痛に悩まされている方も、適切なケアを受けることで症状が改善する可能性は十分にあります。痛み止めに頼り続けるのではなく、根本的な原因にアプローチすることが大切です。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの頭痛の原因を特定し、最適な施術プランをご提案させていただきます


院長:鳥井

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