
院長:鳥井お気軽にご相談ください!

院長:鳥井お気軽にご相談ください!
こんにちは、ジユウカイロプラクティック甲南山手整体院の鳥井です。出産を終えて可愛い赤ちゃんとの生活が始まったはずなのに、なぜか体調がすぐれず特に呼吸が浅く息苦しくて思うように呼吸ができない、そんな不安を抱えていませんか。寝ても覚めても続く息苦しさに「これっていつまで続くの?」「もしかして私だけ?」と心配になってしまいますよね。
実は産後の不調でお悩みの方のなかにも、息苦しさを訴えて来院される方がとても多いです。あなたが感じている症状は決して珍しいことではありませんし、ましてや気のせいでもありません。今回は産後特有の息苦しさについて、原因から改善のヒントまでお話ししていきます。


産後の息苦しさは多くの方が経験されている症状です、一人で悩まずぜひご相談ください!


出産後に息苦しさを訴える方は想像以上に多く、当院にも毎月のように同じような症状でお困りの方が来院されています。呼吸をしても空気が半分ぐらいしか吸えない感覚、胸が圧迫されるような感じ、深呼吸ができない、そんな症状に悩まされている方がたくさんいらっしゃいます。
産後は赤ちゃんのお世話で昼夜問わず忙しく、自分の体調のことは後回しになりがちですよね。でも息苦しさは放っておくと、パニック発作や産後うつなど別の症状へとつながってしまうこともあるんです。だからこそ早めに原因を知って、適切な対処をすることがとても大切になります。
妊娠後期から続いていた息切れや動悸が産後も改善しない、むしろ悪化しているように感じる、そんな経験をされている方も少なくありません。息苦しさに加えてめまいや立ちくらみ、頭痛なども同時に起こっている場合は、身体が何かしらのサインを出している可能性があります。
産後の息苦しさにはいくつかの原因が考えられますが、多くの場合は複数の要因が絡み合って症状として現れています。
出産後、女性の身体では妊娠中に高まっていた女性ホルモンが急激に減少します。このホルモンバランスの激しい変化が自律神経のバランスを乱してしまい、呼吸のリズムが乱れたり息苦しさを感じやすくなったりします。
自律神経は呼吸や心拍をコントロールしている大切な神経ですから、そのバランスが崩れると息苦しさだけでなく動悸や発汗、不安感なども一緒に現れることがあります。産後特有のホルモン変動は数週間から数ヶ月かけて徐々に落ち着いていきますが、その間はどうしても身体が不安定になりやすい時期なんです。
育児中はどうしても前かがみの姿勢が多くなります。授乳や抱っこ、おむつ替えなど、気づけば一日中猫背のような姿勢で過ごしていませんか。この姿勢が続くと肋骨周りの筋肉が固まって胸郭の動きが制限され、自然と呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅い状態が続くと脳や身体に十分な酸素が行き届かず、さらに息苦しさを感じやすくなる悪循環に陥ってしまうんです。また、睡眠不足やストレスも呼吸を浅くする原因になりますから、産後のママさんは特に注意が必要です。
赤ちゃんのお世話で2〜3時間おきに起きる生活が続くと、どうしても慢性的な睡眠不足になってしまいますよね。まとまった睡眠が取れないことで自律神経がさらに乱れ、呼吸中枢にも影響が出てきます。
また、慣れない育児への不安や周囲のサポート不足から来る精神的なストレスも、息苦しさを悪化させる大きな要因です。ストレスを感じると無意識に呼吸が浅く速くなり、それがさらに不安を強めてしまうという負のスパイラルに入ってしまいます。
出産によって骨盤が大きく開いたり歪んだりすると、その影響は骨盤だけにとどまりません。骨盤の歪みは背骨全体のバランスに影響を与え、特に胸椎や肋骨の位置関係がずれてしまうことがあります。
胸椎や肋骨の動きが悪くなると呼吸運動が制限され、深い呼吸ができなくなってしまいます。また、背骨の歪みは神経の働きにも悪影響を及ぼすため、呼吸のコントロールがうまくいかなくなることもあります。
産後の息苦しさで病院を受診すると、多くの場合は血液検査や心電図などで身体的な異常がないかを調べられます。貧血や心臓疾患などが見つかればそれに応じた治療が始まりますが、検査で異常が見つからないケースも少なくありません。
検査で異常がない場合、抗不安薬や漢方薬などが処方されることが多いです。薬は確かに一時的に症状を和らげてくれますが、授乳中だと飲める薬が限られますし、赤ちゃんへの影響も気になりますよね。また、薬で症状を抑えているだけでは根本的な解決にはならず、薬をやめるとまた症状が戻ってきたりだんだんと効かなくなってきたりもします。
生活指導として休息をしっかり取るようにと言われても、赤ちゃんのお世話があるなかで十分な休息を取るのは現実的にとても難しいです。カウンセリングを勧められても、赤ちゃんを連れて定期的に通うのは家族のサポートがないとなかなか難しいのが実情ではないでしょうか。


当院では産後の息苦しさに対して、単に症状を抑えるのではなく根本原因を見つけ出すことを最優先にしています。開院以来、数多くの産後のお悩みを抱えた方を診てきた経験から、息苦しさの原因は人それぞれ違います。
まずは背骨に正しいカーブや可動性があるか、専用機器を使って、身体の機能をコントロールしている神経系が正常に働いているかどうかを詳しく検査します。科学的な根拠に基づいて原因を特定していきます。
検査で骨盤や背骨の歪み、神経圧迫の箇所が明らかになったら、その部分に的確にアプローチするカイロプラクティック施術を行います。神経の働きを正常化することで自律神経のバランスが整い、多くの方が改善の方向に向かいます。


当院に産後の息苦しさで来院されたMさんは、妊娠後期から息切れや動悸があり、産後10日目にパニック発作を起こされました。呼吸をしても空気が3分の1ぐらいしか吸えない感覚があり、メンタルクリニックで不安薬と漢方を処方されていましたが症状は改善しませんでした。
初回の施術後、帰り道で肺にしっかりと空気が行き届いて呼吸がしやすくなったことに驚かれたそうです。2ヶ月通院された頃にはパニック発作も徐々に出なくなり、不安薬も飲まなくても大丈夫になりました。今では元気に育児を楽しまれています。
別の患者さんは産後1年間、腰痛と息苦しさに悩まされていましたが、当院で骨盤と頸椎の歪みを整えることで、一晩身体を休めれば楽になるまでに回復されました。自然治癒力が高まったことで、ちょっとした不調なら自分で回復できる身体になったと喜んでおられます。
病院や治療院に行く前に、自分でできる対処法もいくつかあります。ただし、これらはあくまで一時的な対処法ですので、症状が続く場合は必ず専門家に相談してくださいね。
息苦しいときこそゆっくりとした呼吸を意識してみてください。鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、口から6秒かけて吐き出す腹式呼吸を試してみましょう。お腹に手を当てて、お腹が膨らんだりへこんだりするのを感じながら行うと効果的です。
赤ちゃんが寝ているときや授乳の合間など、ほんの数分でも構いませんので意識的に深い呼吸をする時間を作ってみてください。深呼吸は自律神経を整える効果もありますから、続けることで少しずつ楽になってくるはずです。
授乳や抱っこのときの姿勢を少し意識するだけでも違います。背中を丸めるのではなく、クッションや授乳クッションを使って赤ちゃんの高さを調整し、できるだけ背筋を伸ばした状態で授乳できるようにしましょう。
また、一日の中でほんの数分でも胸を開くストレッチをしてみてください。両手を後ろで組んで肩甲骨を寄せるだけでも、胸郭が開いて呼吸がしやすくなります。家事の合間にできる簡単なストレッチですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
息苦しさを感じているときは、身体が休息を求めているサインです。「これぐらい我慢しなきゃ」と思わずに、ご家族やパートナーに協力をお願いしてください。完璧な育児や家事を目指す必要はありません。
周囲のサポートを得ながら少しでも休息の時間を確保することで、心身ともに回復していきます。一人で抱え込まないことが何よりも大切です。
息苦しさに加えて次のような症状がある場合は、早めに医療機関や専門家に相談してください。
これらは産後うつや心臓疾患など、より専門的な治療が必要な状態のサインかもしれません。我慢せずに早めに相談することで、症状が悪化する前に対処できます。
当院では施術歴14年以上の院長が初回から最後まで一貫して担当しますので、身体の変化や症状の波を見逃すことがありません。産後の身体は日々変化していきますから、この一貫性がとても重要です。
また、検査から施術まですべて科学的な根拠に基づいて進めていきますので、術者の主観や感覚だけに頼ることはありません。レントゲン分析や神経機能検査など客観的なデータをもとに、あなたの症状の原因を明確にしたうえで施術計画を立てていきます。
当院のカイロプラクティックは神経の働きを正常化することで、身体が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出す施術です。薬に頼らず、身体の内側から改善していきますので授乳中の方でも安心して受けていただけます。
産後の息苦しさは放っておくと慢性化してしまったり、パニック発作や産後うつへとつながってしまったりすることもあります。でも適切なケアを早めに受けることで、多くの方が改善されているんです。
可愛い赤ちゃんとの幸せな時間を、息苦しさや不安に邪魔されたくないですよね。あなたが笑顔で育児を楽しめるように、当院が全力でサポートいたします。一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。

