
院長:鳥井お気軽にご相談ください!
妊娠がわかってから、なんだか気持ちが落ち着かない日が続いていませんか。わけもなく涙が出てきたり、些細なことでイライラしたり、不安で夜も眠れなかったり。こんなにメンタルが揺れてしまう自分に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。


実は妊娠初期の心の不調は決して珍しいことではなく、多くの妊婦さんが経験する自然な変化なんです。今回は妊娠中のケアの視点から、妊娠初期に起こるメンタル面の変化やその原因、そして日常でできる対処法について詳しくお伝えしていきます。


妊娠初期の心の揺れに悩む方は本当に多いです。ひとりで抱え込まずにまずは知ることから始めましょう
妊娠初期というのは妊娠がわかってからおよそ妊娠15週ごろまでの時期を指しますが、この時期は身体だけでなく心にも大きな変化が訪れます。急に気分が落ち込んだり、いつもならなんでもないことで涙が出てきたり、夫や家族にイライラをぶつけてしまって後悔したり。こうした情緒不安定な状態に悩まされる妊婦さんは少なくありません。
中には「こんなに心が不安定だとお腹の赤ちゃんに悪影響があるのでは」と心配になる方もいますし、「自分だけがこんなにつらいのだろうか」と孤独を感じる方もいます。でも安心してください。妊娠初期のメンタル不調はホルモンバランスの急激な変化によって起こる自然な反応であり、あなただけが特別なわけではないのです。
具体的にどのような症状が現れるのかというと、次のようなものが代表的です。わけもなく涙が出る、気持ちが沈んで何もやる気が起きない、些細なことで怒りっぽくなる、常に不安や焦りを感じる、夜なかなか寝つけない、集中力が続かない、食欲が落ちるといった症状です。
こうした症状は日によって波があることも多く、昨日は大丈夫だったのに今日は朝から気分が落ち込んでしまうということも珍しくありません。自分でもコントロールできない感情の揺れに戸惑うことがあるかもしれませんが、これらはすべて妊娠という大きな身体の変化に伴って起こる一時的なものなのです。
それでは、なぜ妊娠初期にこれほどまでにメンタル面が不安定になるのでしょうか。その背景にはいくつかの要因が複雑に絡み合っています。主な原因を知ることで、今の自分の状態を受け入れやすくなりますし、対処法も見えてくるはずです。
妊娠するとエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌が急激に増加します。これらのホルモンは赤ちゃんを育てるために必要不可欠なものですが、脳内の神経伝達物質にも影響を与えるため気分や感情のコントロールが難しくなるのです。特にセロトニンという幸せホルモンと呼ばれる物質のバランスが崩れると、不安感やイライラが強くなりやすくなります。
このホルモンバランスの変化は自分の意志ではどうにもできないものです。だからこそ「気持ちの持ちようだ」と自分を責める必要はまったくありません。妊娠という身体の大仕事をしている証だと思ってください。
妊娠初期は吐き気や嘔吐、倦怠感、眠気など身体的な不調も重なります。つわりがひどくて食事がとれなかったり、一日中気持ち悪さが続いたりすると、それだけで精神的にも追い詰められてしまいます。体調が悪い状態が続けば誰でも気持ちが沈みやすくなりますし、イライラもしやすくなるのは当然のことです。
さらに夜眠れなくなる妊婦さんも多く、睡眠不足が重なることで余計にメンタルが不安定になる悪循環に陥ることもあります。身体の不調とメンタルの不調は密接に関係しているのです。
妊娠をきっかけに生活環境や仕事の状況が変わる方も多いでしょう。仕事を続けるかどうか、出産後の生活はどうなるのか、経済的な不安、パートナーや家族との関係など、考えることがたくさん出てきます。初めての妊娠であればなおさら未知のことばかりで不安が募りやすくなります。
特に仕事をしている方はつわりや体調不良を抱えながら職場で気を遣ったり、周囲に迷惑をかけているのではと罪悪感を感じたりして精神的な負担が大きくなりがちです。こうした環境的なストレスがホルモンバランスの乱れと重なることでメンタル不調がさらに強まることがあります。
多くの妊婦さんが気にされるのが「メンタルが不安定な状態はお腹の赤ちゃんに悪影響を与えるのではないか」という点です。確かに長期間にわたって強いストレスを受け続けると母体にも胎児にも影響が出る可能性はあります。しかし妊娠初期の一時的な気分の浮き沈みやイライラ程度であれば、過度に心配する必要はありません。
むしろ「赤ちゃんに影響があったらどうしよう」と不安に思いすぎることのほうがストレスになってしまいます。大切なのは自分の心の状態に気づいてあげて無理をしないことです。メンタルの不調を感じたら我慢せずに周囲に相談したり、休息をとったりすることが赤ちゃんにとっても一番の安心につながります。
それでは日常生活の中でどのようにメンタルケアをしていけばよいのでしょうか。ここからは具体的な対処法をご紹介していきます。どれも今日から始められる簡単なことばかりですので、ぜひ取り入れてみてください。
妊娠初期は身体も心も疲れやすくなっています。無理をせずに休むことが何よりも大切です。仕事や家事を完璧にこなそうとせず、できる範囲でやればいいと割り切りましょう。昼間に眠気を感じたら少しでも横になる時間をつくる、夜は早めにベッドに入るなど、睡眠時間を確保することを心がけてください。
また入浴や音楽を聴くなど自分がリラックスできる時間を意識的につくることも効果的です。深呼吸をするだけでも副交感神経が働いて気持ちが落ち着きやすくなります。
ひとりで抱え込まずに身近な人に今の気持ちを話すことはとても大切です。特にパートナーには妊娠初期の心身の変化について理解してもらい、家事や育児の分担などサポートをお願いしましょう。「わかってくれるはず」と期待するのではなく、具体的に「今こういう状態でつらいから手伝ってほしい」と言葉にして伝えることが重要です。
家族や友人に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることもあります。同じように妊娠経験のある人に相談すれば共感してもらえることも多いでしょう。
働いている方は職場に妊娠を伝えて必要な配慮をお願いすることも検討しましょう。通勤ラッシュを避けるために時差出勤をさせてもらったり、体調が悪いときは在宅勤務に切り替えたり、業務量を調整してもらったりすることで心身の負担を減らすことができます。
「迷惑をかけたくない」と我慢してしまう方も多いのですが、無理をして体調を崩すほうが結果的に周囲に迷惑をかけることになります。自分の身体と赤ちゃんを最優先に考えて遠慮せずに相談してみてください。
もし日常生活に支障が出るほどメンタルの不調が続く場合は、産婦人科の医師や助産師に相談しましょう。気分の落ち込みが2週間以上続く、何をしても楽しめない、食事がまったくとれない、眠れない日が続くといった症状がある場合は専門的なケアが必要なこともあります。
また身体の不調が心の不調につながっているケースもあります。当院のようなカイロプラクティック院では、妊娠中の身体の変化に伴う骨格や神経の状態を整えることでメンタル面の安定にもアプローチすることができます。専用のクッションを使って安心してうつ伏せになれる環境も整えておりますので、妊娠中の身体と心のケアにぜひご活用ください。
当院には妊娠初期からのメンタル不調や身体の不調でお困りの方が多く来院されています。開院以来、数多くの妊婦さんを診させていただいた経験から言えるのは、妊娠中の不調は身体と心が密接につながっているということです。
たとえば骨格のズレによる神経圧迫があると自律神経のバランスが崩れやすくなり、それがメンタル面の不調として現れることもあります。当院では科学的な検査で身体の状態を詳しく分析し、ひとりひとりの原因に合わせたケアを行っています。
実際に当院でカイロプラクティックの施術を受けられた妊婦さんからは次のような声をいただいています。
神経機能を高める当院のカイロプラクティックは妊娠中の心身の不調と非常に相性がよく、多くの妊婦さんが良い方向に向かわれています。早めに対処すればするほど調子が良くなりやすいので、我慢して放っておくのではなくぜひ早めにご相談ください。
妊娠初期のメンタル不調は誰にでも起こりうる自然な変化です。ホルモンバランスの変化や身体の不調、環境的なストレスなど複数の要因が重なって起こるものですから、「気持ちの問題」と片付けずにしっかりと向き合ってあげることが大切です。
休息をとること、周囲に頼ること、必要なら専門家に相談すること。これらは決して甘えではなく、あなたと赤ちゃんの健康を守るために必要なことです。身体と心は別々のものではなく、つながっているものです。だからこそ身体のケアを通じてメンタルの安定を図ることもできるのです。
もしあなたが今、妊娠初期の心の揺れに悩んでいるのなら、ひとりで抱え込まずにいつでも当院にご相談ください。あなたの身体と心に寄り添いながら、出産に向けて最善のサポートをさせていただきます。妊娠という大切な時期を少しでも穏やかに過ごせるよう、私も覚悟を持って全力でサポートいたします。

