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頭が締め付けられるような痛みが一日中続くあなたへ

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こんにちは、ジユウカイロプラクティック甲南山手整体院です。仕事中にじわじわと頭全体が圧迫されるような感覚に襲われて、気づけば一日中その不快感が消えないという経験はありませんか。ベルトで頭を締め付けられているような、あるいは重い帽子を被っているような鈍い痛みは、多くの方が抱えている症状のひとつです。

このような症状でお悩みの方に向けて、当院では緊張型頭痛の施術を数多く行ってきました。開院以来、デスクワークをされている方を中心に、この締め付けられるような頭の痛みで来院される方が本当に多いんです。今回は、この症状の正体と、どのように向き合っていけばよいのかをお話しさせていただきますね。

院長:鳥井

締め付けられるような頭痛は、多くの場合、緊張型頭痛と呼ばれるものです

目次

締め付けられるような頭痛とは何か

頭痛には大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛があります。二次性頭痛は脳腫瘍やくも膜下出血など命に関わる病気が原因となるもので、病院での緊急対応が必要になります。一方、一次性頭痛には片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛という三大頭痛があり、今回お話しする締め付けられるような痛みは、そのなかでも緊張型頭痛に該当することがほとんどです

緊張型頭痛は、頭全体が圧迫されたり締め付けられたりする感覚が特徴で、痛みの程度は軽度から中等度が多く、頭の左右両側に現れることが一般的です。片頭痛のようにズキズキと脈打つような痛みではなく、じわじわとした鈍い痛みが続くのが特徴といえます。日常の動作で悪化しにくく、吐き気や光・音への過敏さもあまり伴わないため、日常生活に支障はきたさないものの、一日中ダラダラと続く不快感に悩まされる方が多いんです。

実は、緊張型頭痛は一次性頭痛のなかで最も多いタイプのひとつで、世界的な有病率は約38パーセントにものぼります。日本国内でも推定患者数は約2400万人といわれており、当院にも毎日のようにこの症状でお困りの方が来院されています。

なぜ頭が締め付けられるような痛みが起こるのか

当院にこれまで来院された多くの患者さんのカウンセリングや検査結果から緊張型頭痛はひとつの原因だけで起こっているわけではないということです。

複合的な原因が絡み合っている

頭を締め付けられるような痛みの背景には、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。頸椎の歪みによる軟部組織の過緊張、精神的ストレス、自律神経の乱れ、睡眠不足や不規則な生活、運動不足、飲酒や喫煙、姿勢の悪さや長時間のデスクワークなど、実に多くの要因が考えられるんです。

特にデスクワークをされている方の場合、パソコンやスマートフォンを長時間使用することで、同じ姿勢を保ち続けることになります。すると首や肩の筋肉が緊張し続け、血流が悪化してしまいます。血流が悪くなると乳酸などの疲労物質が筋肉に蓄積し、それが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。

片頭痛との違いを知っておく

片頭痛では血管が拡張することで痛みが生じますが、緊張型頭痛では逆に血流の悪さが特徴です。片頭痛がズキズキと脈打つような痛みであるのに対し、緊張型頭痛は締め付けられるような鈍い痛みという違いがあります。また片頭痛は動くと痛みが増すことが多いですが、緊張型頭痛は日常動作で悪化しにくいという特徴もあります。

ただし、緊張型頭痛のはっきりとした原因はまだ完全には解明されていません。だからこそ、一人ひとりの状態をしっかりと検査して、その方特有の原因を見極めることが何より重要になってくるんです。

どのような人が締め付けられるような頭痛に悩むのか

当院に来院される患者さまの傾向から、この症状に悩む方の典型的なパターンが見えてきます。年齢層は30代から40代が中心で、性別では女性がやや多いものの男性の方も多くいらっしゃいます。

職業はデスクワークが中心のオフィスワーカーの方が圧倒的に多く、IT関連、事務職、在宅ワークをされている方などが目立ちます。共通しているのは、長時間パソコンに向かう仕事をされていることと、精神的・身体的なストレスを日常的に抱えているということです。

日常生活での困りごと

こうした方々が抱えている悩みは、単に頭が痛いというだけではありません。頭痛の頻度が増えて慢性的になってきている、市販の鎮痛薬を飲んでもなかなか治まらない、仕事や家事に集中できない、予定を立てるのも頭痛の心配が先に立ってしまうといった、生活全般にわたる困りごとを抱えているんです。

また、朝起きたときから頭が重く、後頭部から首筋にかけての重だるさや圧迫感に悩まされている方も少なくありません。パソコンやスマートフォンの使用時間が長くなると症状が悪化し、ストレスや緊張が高まる場面でさらに痛みが強くなるという悪循環に陥っているケースも多く見受けられます。

病院での一般的な治療とその限界

緊張型頭痛で病院を受診すると、一般的には鎮痛薬の処方が行われます。アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの薬で痛みを抑える対症療法が中心です。慢性化している場合は、痛みの閾値を上げる目的で抗うつ薬が使われることもあります。

薬物療法の問題点

鎮痛薬は確かに即効性がありますが、長期間・頻繁に使用すると薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあります。抗うつ薬についても副作用が出ることがあり、効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。さらに常用すると自分の判断だけでは断薬できなくなる恐れもあるんです。

また病院での理学療法やマッサージでは、低周波やマッサージなどで首や肩の筋肉をほぐして血流を改善する施術が行われますが、これらは定期的な通院が必要になることが多く、根本的な原因にアプローチできていないケースも少なくありません。

当院での検査と施術の考え方

当院では、ただ症状だけを追いかけるのではなく、身体の機能をコントロールしている神経系が正常に働いているかどうかをまず検査します。症状だけを見て治療を進めてしまうと、一時的に症状が治まったとしても根本改善は見込めないからです。

専用機器を使い、痛みの原因となっている神経圧迫の箇所を特定します。さらにレントゲン画像に線引きを行うことで科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠をもとにして施術を進めていきます。脊柱全体のカーブの形状、椎間板の状態、可動域検査などを詳細にチェックし、必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めていくんです。

一貫した施術体制の重要性

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院では検査から施術まで私が一貫して担当しています。施術者が変わると、前回との変化が正確に把握できなくなってしまうことがあります。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績につながっていると自負しています。

自分でできる対処法とセルフケア

病院や治療院での施術も大切ですが、日常生活でのセルフケアも症状改善には欠かせません。まず大切なのは、長時間同じ姿勢を続けないことです。デスクワークの際は、1時間に一度は立ち上がって軽く身体を動かすようにしましょう。

首や肩のストレッチも効果的です。ゆっくりと首を左右に倒したり、回したりすることで筋肉の緊張をほぐすことができます。ただし、片頭痛の場合はマッサージや運動で悪化することがあるため、自分の頭痛のタイプを正しく理解しておくことが重要です。

生活習慣の見直しポイント

運動不足や睡眠不足、喫煙・飲酒の習慣は頭痛を悪化させる要因になります。適度な運動習慣を取り入れ、質の良い睡眠を確保することが大切です。また精神的ストレスも大きな要因となるため、自分なりのストレス解消法を見つけておくことをおすすめします。

温めることも効果的です。緊張型頭痛は血流の悪さが特徴ですから、首や肩を温めることで筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善されることが期待できます。入浴時にはゆっくりと湯船につかって、首や肩を温めるように意識してみてください。

いつ受診すべきか、何科を受診すべきか

締め付けられるような頭痛が続く場合、多くの方が「病院に行くべきか」「何科を受診すればいいのか」と迷われます。基本的には、日常生活に支障をきたすほどの症状であれば受診を検討すべきです。

病院を受診する場合は、脳神経外科や脳神経内科が適しています。特に今までに経験したことのない激しい頭痛、突然始まった頭痛、日に日に悪化する頭痛、発熱やめまいを伴う頭痛などの場合は、二次性頭痛の可能性もあるため、すぐに医療機関を受診してください。

治療院という選択肢

一方で、病院で検査を受けても特に異常が見つからない、薬を飲んでも改善しない、根本的な改善を目指したいという場合は、カイロプラクティックなどの治療院という選択肢もあります。当院では、神経圧迫を取り除く技術を主体に施術を行っており、幼児からご高齢の方まで幅広く対応できる安全で身体に優しい施術を提供しています。

まとめ

頭を締め付けられるような痛みは、多くの場合、緊張型頭痛と呼ばれるもので、デスクワークやストレスなど複合的な原因によって引き起こされます。片頭痛とは痛みの質や原因が異なるため、正しく理解して適切な対処をすることが大切です。

病院での薬物療法も選択肢のひとつですが、薬に頼り続けることにはリスクもあります。日常生活でのセルフケアを取り入れながら、必要に応じて専門家のサポートを受けることで、多くの方が症状をコントロールできるようになっています。

当院のカイロプラクティックと緊張型頭痛は非常に相性がよく、多くの方は快方へ向かわれます。頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。病院やほかの治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。一人で悩まずに、いつでもお気軽にご相談くださいね。


院長:鳥井

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