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自律神経の不調からくる不定愁訴とは?原因と対策

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病院で検査を受けても異常なしと言われたのに、頭痛やめまい、動悸、倦怠感といった症状が続いているという経験はありませんか。複数の症状が重なり合って「なんとなく体調が悪い」状態が長く続くと、本当につらいですよね。このような状態は不定愁訴と呼ばれ、その背景には自律神経のバランスが深く関わっているケースが多く見られます。

当院には自律神経失調症による不定愁訴でお悩みの方が数多く来院されています。もしあなたが病院で検査しても原因がはっきりしないのに身体にいろんな症状が出て何とか改善できる方法はないのかなとお悩みであればぜひこの記事を最後までお読みください。

院長:鳥井

検査で異常がないと言われても症状があるのは本当につらいこと。原因が分かることで改善への道が開けます

目次

不定愁訴とはどのような状態なのか

不定愁訴という言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれません。これは医学的な病名ではなく、頭痛、めまい、動悸、息苦しさ、倦怠感、不眠、イライラなど複数の症状が同時に現れるにもかかわらず、病院での検査では明確な異常が見つからない状態を指します。多くの方が「気のせいではないか」と周囲から言われたり、自分自身でも不安になったりしながら日々を過ごしているのが現実です。

不定愁訴の特徴は症状が一定ではなく、日によって変化することです。ある日は頭痛が強く出て、別の日は動悸や息苦しさが気になるといったように、症状の現れ方が変わります。また、ストレスがかかるタイミングや生理周期、季節の変わり目などに悪化しやすいという傾向もあります。このような不安定さが、さらに精神的な負担を増やしてしまうという悪循環に陥りやすいです。

自律神経のバランスが崩れると起こる身体の変化

不定愁訴の多くは神経系のバランスが崩れることで引き起こされます。私たちの身体には交感神経と副交感神経という二つの神経系があり、この二つがバランスよく働くことで健康な状態が保たれています。交感神経は身体を活動的にする働きがあり、副交感神経はリラックスして休息させる働きを持っています。

現代社会では仕事のプレッシャーや人間関係のストレス、不規則な生活習慣などにより、交感神経が優位な状態が長く続きがちです。常に緊張状態が続くと身体は休むことができず、さまざまな機能に影響が出始めます。血流が悪くなったり、内臓の働きが低下したり、ホルモンバランスが乱れたりといった変化が積み重なって、不定愁訴として症状が現れます。

特に女性の場合は、ホルモンバランスの変動が大きいため神経系への影響を受けやすいという特徴があります。生理周期や更年期といったライフステージの変化に伴い、神経のバランスが崩れやすくなるのです。このような身体の仕組みを理解することが、不定愁訴を改善するための第一歩となります。

なぜ病院では異常が見つからないのか

多くの方が疑問に思うのが「症状があるのになぜ検査で異常が出ないのか」という点です。病院で行われる血液検査やレントゲン、CTといった検査は、臓器や組織に明らかな病変があるかを調べるものです。しかし、神経系のバランスの乱れは数値として現れにくく、画像検査でも捉えることが難しいのです。

これは決して症状が軽いということではありません。実際に身体の中では神経の働きが低下し、さまざまな機能に影響が出ています。ただ、その変化が検査で見つけられる段階までには至っていないというだけなのです。だからこそ、神経機能を直接評価できる検査と、身体全体のバランスを見る視点が重要になってきます。

ストレスと生活習慣が及ぼす影響

不定愁訴の原因として見逃せないのが、日常生活におけるストレスと生活習慣です。仕事での責任やプレッシャー、家庭内の問題、人間関係の悩みなど、精神的なストレスは神経系に直接的な影響を与えます。また、睡眠不足や不規則な食事、運動不足といった生活習慣の乱れも、身体のリズムを崩す大きな要因です。

特にデスクワーク中心の方は、長時間同じ姿勢でいることで背骨や首に負担がかかり続けています。背骨は神経を守る大切な役割を持っていますが、その構造が正しくない状態が続くと神経の働きに影響が出てしまいます。このように身体的なストレスと精神的なストレスが重なることで、不定愁訴の症状がより複雑になっていくのです。

当院で行う原因特定のための検査

当院では不定愁訴の改善において最も大切なのは原因の特定だと考えています。症状だけを追いかけた治療では一時的に楽になったとしても、根本的な解決にはつながりません。だからこそ初回の検査に十分な時間をかけ、あなたの身体で何が起こっているのかを徹底的に調べていきます。

まず問診では症状が始まった時期や状況、日常生活での困りごと、これまでの治療歴などを詳しくお聞きします。その後、姿勢分析を行い骨格のバランスを評価します。さらに当院で使用している専用機器であるナーボスコープを用いて、背骨に沿った体表温度を測定し、神経の炎症や機能低下がある箇所を特定していきます。

神経機能を評価する科学的アプローチ

ナーボスコープという検査機器は、背骨周辺の微細な温度変化を感知することができます。背骨にズレや動きの制限があると、そこに炎症が起きて温度が変化するのです。この検査により、どの部分の神経が正常に働いていないのかを客観的に把握できるため、施術の方針を立てる上で欠かせない情報となります。

また必要に応じてレントゲン画像の分析も行います。レントゲンでは背骨のカーブや骨の位置関係を詳しく確認でき、構造的な問題があるかを評価できます。これらの検査を組み合わせることで、感覚だけに頼らない科学的な根拠を持った施術計画を立てることが可能になります。

一人ひとり異なる原因に対応する

開院以来、当院には多くの不定愁訴の方が来院されていますが、症状が似ていても原因は一人ひとり異なります。ある方は頸椎の問題が中心であったり、別の方は骨盤のバランスが関係していたり、さらに別の方は生活習慣や栄養状態が大きく影響していたりします。

だからこそ、マニュアル通りの画一的な施術ではなく、検査結果に基づいてあなただけの施術計画を作成することが重要です。原因が明確になれば、改善への道筋も見えてきますし、あなた自身も納得して施術を受けていただけると考えています。

神経圧迫を取り除く施術の実際

当院で行うカイロプラクティックは、神経の働きを正常に戻すことを目的とした施術です。背骨のズレや動きの制限によって神経が圧迫されている箇所に対して、適切な刺激を加えることで本来の機能を取り戻していきます。この施術により、脳と身体を結ぶ情報のやり取りがスムーズになり、身体が持っている自然治癒力が最大限に引き出されるのです。

施術の際には、身体に過度な負担をかけないことを最優先にしています。必要のない箇所には触れず、本当に調整が必要な部分だけに最小限の刺激でアプローチします。ガンステッドテクニックを中心に、症状や身体の状態に応じてテクニックを使い分けることで、お子さまからご高齢の方まで安心して受けていただける施術を提供しています。

薬に頼らない身体づくり

病院では不定愁訴に対して抗不安薬や睡眠導入剤、抗うつ薬などが処方されることがあります。これらの薬は症状を一時的に和らげる効果はありますが、根本的な原因を解決するものではありません。また長期間の服用により、薬の量が増えていったり、副作用に悩まされたりするケースも少なくありません。

当院の施術は薬に頼らずに身体の機能を正常化させることを目指しています。神経の働きが回復することで、不眠が改善されたり、動悸や息苦しさが軽減したり、気持ちが安定してきたりといった変化を多くの方が実感されています。実際に来院された方の中には、心療内科で処方された薬を徐々に減らすことができたという声もいただいています。

生活習慣へのアドバイスも含めたサポート

施術だけでなく、日常生活での過ごし方についてもアドバイスさせていただきます。どれだけ良い施術を受けても、日々の生活習慣が乱れていては改善が遅くなってしまうからです。睡眠の質を上げる工夫や、デスクワーク中の姿勢、簡単にできる体操など、あなたの生活スタイルに合わせた実践的なアドバイスをお伝えします。

また栄養面でのサポートが必要な場合もあります。タンパク質やビタミン、鉄分といった栄養素の不足は神経の働きに大きく影響します。必要に応じて食事内容の見直しや、サプリメントの活用についてもご提案しています。

改善までの期間と施術の流れ

「どれくらいで良くなりますか」というご質問をよくいただきますが、これは症状の程度や患っていた期間、年齢、生活環境などによって大きく異なります。

当院では初回の検査結果をもとに、あなただけのケア計画をご提案します。症状緩和のための集中ケア期間として、まずは6〜8回程度の施術をご提案することが多いです。この期間でできるだけ症状を安定させていきます。その後は身体の状態を見ながら施術の間隔を徐々に空けていき、最終的には月に1〜2回のメンテナンスケアで良い状態を維持できることを目指します。

改善のパターンは人それぞれ

症状の改善には個人差があり、いくつかのパターンがあります。施術を重ねるごとに着実に良くなっていく方もいれば、波はあるものの少しずつ症状が軽減していく方もいます。また、最初の数回はあまり変化を感じなかったのに、ある時を境に急速に回復するというケースもあります。

大切なのは焦らずに自分の身体と向き合うことです。長年積み重なった問題を短期間で解決しようとすると、かえって身体に負担がかかってしまいます。計画的に施術を続けることで、確実に身体は変化していきますのでご安心ください。

実際に改善された方の声

当院に通われた方からは、さまざまな喜びの声をいただいています。30代の女性は不眠と動悸、気持ちの落ち込みで悩んでおられましたが、施術を続けるうちに症状が落ち着き、夜ぐっすり眠れるようになったとお話しくださいました。また別の30代女性は、心療内科で処方された薬を飲んでいたものの根本的な解決にならないと感じて来院され、施術によって呼吸が深くなったことを実感されています。

20代の女性からは、首の締め付け感や全身の疲労感があり病院では異常がないと言われて困っていたところ、丁寧なカウンセリングと施術で気持ちも楽になったという感想をいただきました。このように不定愁訴で悩んでいた方が、神経のバランスを整えることで日常生活を取り戻されているのです。

神経と不定愁訴の関係を理解することの大切さ

不定愁訴に悩む多くの方が「原因が分からない」という不安を抱えています。検査で異常がないと言われると、自分の症状が理解されないような気持ちになったり、気のせいではないかと思い込んでしまったりすることもあるでしょう。しかし、神経系のバランスが崩れることで起こる症状は確実に存在しますし、適切なアプローチによって改善できるものです。

大切なのは、症状だけに目を向けるのではなく、なぜその症状が起きているのかという原因を探ることです。神経の働きが正常でなければ、どれだけ症状を抑えようとしても根本的な解決にはなりません。原因が明確になれば、それに対する適切な施術ができますし、あなた自身も納得して治療に取り組むことができます。

当院では14年以上の臨床経験を通じて、多くの不定愁訴の方と向き合ってきました。その経験から言えるのは、不定愁訴は決して治らないものではないということです。適切な検査で原因を特定し、神経の働きを正常化させ、生活習慣を整えていくことで、多くの方が改善されています。

もしあなたが今、原因の分からない不調に悩んでいるなら、一人で抱え込まずにご相談ください。検査で異常がないと言われても、あなたの症状は確かに存在していますし、それを改善する方法はあります。あなたが本来持っている身体の力を最大限に引き出し、やりたいことができる毎日を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。


院長:鳥井

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