
院長:鳥井お気軽にご相談ください!

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こんにちは。ジユウカイロプラクティック甲南山手整体院です。仕事中に頭が締め付けられるような痛みが襲ってきて、集中できなくなった経験はありませんか?私の治療院にも、頭痛に悩まされている方が本当に多くいらっしゃいます。


今回は緊張型頭痛をはじめとする頭痛でお困りのあなたに向けて、痛みを和らげる具体的な方法についてお話しします。薬に頼るだけでなく、自分でできる対処法を知っておくことは、頭痛と上手に付き合っていくために大切なことです。


頭痛のタイプによって対処法が変わってくるので、まずは自分の頭痛がどのタイプなのか知ることが改善への第一歩です
頭痛には大きく分けて片頭痛と緊張型頭痛があり、それぞれ痛みの特徴や原因が異なります。片頭痛はズキズキと脈打つような痛みが特徴で、血管が拡張することで起こると考えられています。一方、緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるような鈍い痛みで、筋肉の緊張や血流の悪化が関係しています。
私の治療院に来られる方の多くは緊張型頭痛で悩まれていて、デスクワークやスマートフォンの長時間使用による首や肩の負担が原因になっているケースがほとんどです。自分の頭痛がどちらのタイプなのかを知ることで、適切な対処法を選ぶことができますし、間違った方法で悪化させてしまうリスクも避けられます。
片頭痛の場合は温めると血管がさらに拡張して痛みが増すことがあるため冷やすのが基本ですが、緊張型頭痛では逆に温めて血流を改善することが有効です。このように、頭痛のタイプによって真逆の対処法が必要になることもあるんですね。
頭痛が起きたときに最初に試してほしいのが、冷やすか温めるかの判断です。ズキズキと脈打つような痛みがある片頭痛の場合は、痛む部分を冷やすことで血管の拡張を抑えて痛みを和らげることができます。保冷剤をタオルで包んで痛む部分に当てると効果的です。
一方、頭全体が重だるく締め付けられるような緊張型頭痛の場合は、首や肩を温めて筋肉の緊張をほぐすことが大切です。温かいタオルを首の後ろに当てたり、ゆっくりとお風呂に入ったりすることで血流が改善され、痛みが和らいでいきます。
頭痛が起きているときは、できるだけ静かで暗い場所で休むことをおすすめします。特に片頭痛の方は光や音に敏感になっていることが多く、刺激が痛みを増強させてしまうからです。カーテンを閉めて部屋を暗くし、横になって目を閉じるだけでも症状が落ち着くことがあります。
また、片頭痛は体を動かすと痛みが増すという特徴があるため、無理に動き回らずに休息を取ることが何より大切です。仕事中であれば少しの時間でも目を閉じて深呼吸するだけでも、交感神経の興奮を抑えてリラックスできます。
意外かもしれませんが、片頭痛の初期段階ではカフェインを適量摂ることが痛みを和らげるのに役立つことがあります。カフェインには血管を収縮させる作用があるため、拡張した血管による痛みを抑える効果が期待できるのです。コーヒーや紅茶を1杯程度飲むとよいでしょう。
ただし、カフェインの摂りすぎは逆効果になることもありますし、日常的に大量に摂取していると薬物乱用頭痛につながる可能性もあるため注意が必要です。あくまでも応急的な対処法として覚えておいてください。
緊張型頭痛の最大の原因は、長時間同じ姿勢でいることによる首や肩の筋肉の緊張です。デスクワークをしている方は、パソコンの画面が目線より下になるように調整し、背筋を伸ばして座る習慣をつけましょう。30分に一度は立ち上がって軽くストレッチをすることも効果的です。
スマートフォンを使うときも、顔を下に向けすぎないように注意してください。下を向く姿勢が続くと首に大きな負担がかかり、それが頭痛の引き金になってしまいます。できるだけ目線の高さまで画面を持ち上げて見るようにしましょう。
精神的なストレスも頭痛の大きな要因です。仕事や人間関係でストレスを感じたときは、深呼吸をしたり軽い運動をしたりして、こまめに発散することが大切です。好きな音楽を聴いたり、趣味の時間を作ったりすることも、ストレス解消に役立ちます。
また、睡眠不足や不規則な生活も自律神経のバランスを崩して頭痛を引き起こしやすくします。毎日決まった時間に寝起きする習慣をつけて、質の良い睡眠を確保することも予防には欠かせません。
運動不足は筋肉の緊張や血流の悪化につながり、頭痛を起こしやすくします。激しい運動である必要はなく、ウォーキングやストレッチなど軽めの運動を習慣にするだけでも十分効果があります。体を動かすことで全身の血流が良くなり、肩こりや首こりも改善されて頭痛の予防につながります。
頭痛がつらいときに市販の鎮痛薬を使うことは決して悪いことではありませんが、頻繁に使いすぎると薬物乱用頭痛を引き起こす可能性があることを知っておいてください。月に10日以上鎮痛薬を飲んでいる場合は、薬の使いすぎによる頭痛が起きているかもしれません。
薬を飲んでも効かなくなってきた、頭痛の頻度が増えてきたと感じたら、一度専門家に相談することをおすすめします。薬に頼るだけでなく、根本的な原因にアプローチすることが大切です。
ほとんどの頭痛は命に関わるものではありませんが、中には脳の病気が隠れている危険な頭痛もあります。以下のような症状がある場合は、すぐに病院を受診してください。
これらは脳出血やくも膜下出血などの二次性頭痛の可能性があるため、早急な対応が必要です。命に関わることもあるので、迷わず医療機関を受診しましょう。
頭痛の痛みを和らげる対処法をいくつかご紹介しましたが、頭痛を訴えられる患者さんは当院では、よく相談を受ける症状です。ほとんどの医療機関では頭痛は投薬による対処的な方法しかありませんがその場しのぎの対策だけでは頭痛を繰り返してしまいます。カイロプラクティックでは病院とは違った視点であなたの頭痛の根本原因を特定します。
多くの緊張型頭痛は、頸椎の歪みや自律神経の乱れ、筋肉の過緊張など複合的な原因が絡み合って起こっています。私たちカイロプラクターは、そうした原因一つひとつに丁寧にアプローチすることで、薬に頼らない根本改善を目指しています。
頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩み続けて慢性化させてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。あなたが頭痛の不安から解放されて、やりたいことを思いきり楽しめる毎日を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

