
院長:鳥井お気軽にご相談ください!
赤ちゃんとの新しい生活が始まって、幸せを感じる反面、なぜか涙が止まらなくなったり気持ちがどうにもコントロールできなくなったりしていませんか。慣れない育児と寝不足が重なって、気づけば自分のメンタルが限界に近づいているのを感じている方もいるかもしれません。実は産後の不調でお悩みのママさんは決して少なくなく、特にメンタル面での不調は多くの方が経験されています。
当院にも産後のメンタル的な不調を訴えて来院される方がたくさんいらっしゃいます。このブログを書こうと思ったきっかけはテレビ朝日のアナウンサー弘中綾香さんが書いた「たぶん、ターニングポイント」というエッセイを読んで想像以上に多くのママさんがかかえてる問題だと思ったからです。
あなた一人だけが特別なわけではありませんし、決して母親失格なんかではありません。今のつらい状態から少しでも楽になるために、まずは産後のメンタルが崩れてしまう理由やその対処法について知っていただければと思います。




産後のメンタル不調は誰にでも起こりうるものです。一人で抱え込まずに、まずは自分の状態を理解することから始めましょう
産後のメンタルが不安定になる背景には、実はいくつもの要因が複雑に絡み合っています。単に「気の持ちよう」で片付けられるものではなく、身体的な変化や環境の変化が大きく影響しているのです。当院に来られる産後のママさんたちのお話を聞いていても、みなさん本当に頑張りすぎていると感じます。
まず大きな要因として挙げられるのがホルモンバランスの変化です。妊娠中に大量に分泌されていた女性ホルモンが出産後に急激に減少することで、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れやすくなります。これが気分の落ち込みやイライラ、不安感といったメンタルの不調を引き起こす大きな原因になっているのです。ホルモンの変化は自分の意志ではコントロールできませんから、「自分が弱いからだ」と責める必要はまったくありません。
テレビ朝日のアナウンサー弘中綾香さんはエッセイでこんなにもホルモンに左右されるのかと述べられています。「私はもともと生理痛もPMSも軽いほうなので、ホルモンバランスで調子が狂うという経験がなかったんです。意思の力ではコントロールできないものに支配されて心と体がグラグラになって、いつもの自分を失いました。出産という経験も含めて、あらためて「自分って、生き物なんだな、動物だな」みたいな発見がありました」このように語ってます。
赤ちゃんのお世話で夜中も何度も起きなければならず、まとまった睡眠がとれない日々が続きます。睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、感情のコントロールを難しくさせてしまいます。疲れが溜まれば溜まるほど些細なことでイライラしたり、涙が出てきたりするのも無理はないのです。身体が休めていない状態では心も安定しません。
出産後は生活が一変し、自分の時間はほとんどなくなります。それまで仕事をしていた方は社会との繋がりが急に断たれた感覚になることもありますし、実家が遠かったり頼れる人が近くにいなかったりすると孤独感が増していきます。夫は仕事で忙しく日中は赤ちゃんと二人きりで、誰とも会話しないまま一日が終わるという状況が続くと、どうしても気持ちが内側に閉じこもっていってしまうのです。
真面目で責任感の強い方ほど「良い母親でなければ」というプレッシャーを自分にかけてしまいがちです。赤ちゃんが泣き止まないと自分のせいだと思い込んだり、家事が思うように進まないことに焦りを感じたりして、どんどん自分を追い込んでしまいます。でも完璧な母親なんて最初からいません。みんな手探りで少しずつ慣れていくものなのです。
産後のメンタルが崩れかけている時、身体や心には様々なサインが現れます。自分では「これくらい大丈夫」と思っていても、実は身体が限界を訴えていることもあります。次のような症状に心当たりがあれば、早めに対処することが大切です。
これらの症状は一時的なマタニティブルーであれば数日から2週間程度で自然に落ち着いてくることが多いのですが、2週間以上続いたり日常生活に支障が出るようであれば産後うつの可能性も考えられます。症状が長引いている場合は専門家に相談することをおすすめします。
産後のメンタル不調を改善するためには、まずは自分の状態をきちんと受け止めることが第一歩です。そのうえで具体的にできることを少しずつ取り入れていきましょう。無理をせず自分のペースで進めていくことが何より大切です。
「赤ちゃんが寝ている間に家事を片付けなければ」と思ってしまう気持ちはよくわかりますが、まずは自分の休息を優先してください。赤ちゃんが寝たら一緒に横になる、たとえ5分でも10分でも目を閉じて身体を休めることが回復への近道です。家事は多少たまっても問題ありません。完璧を求めず、今日できることだけをやると決めてしまいましょう。
自分の気持ちを言葉にして外に出すことはとても大切です。家族や友人、地域の保健師さんなど、話せる相手に今の状態を伝えてみてください。話すことで気持ちが整理されますし、一人で抱え込んでいるわけではないと感じられるだけでも心が軽くなります。もし身近に話せる人がいなければ、自治体の子育て相談窓口や専門機関を利用するのも良い方法です。
メンタルの不調は心だけの問題ではなく、身体の状態とも深く関係しています。特に自律神経のバランスが乱れていると、気分の落ち込みや不安感が強くなりやすいのです。当院では産後のメンタル不調でお悩みのママさんに対して、神経機能を高め自律神経のバランスを整えるカイロプラクティックの施術を行っています。背骨の歪みを整えることで神経の働きが正常化し、自律神経のバランスも改善されていきます。
実際に産後のパニック発作や不安感で来院された方が、施術を受けることで呼吸がしやすくなり、徐々に薬を飲まなくても大丈夫になったというケースもあります。身体が楽になると心にも余裕が生まれてくるのです。
忙しくて自分の食事は後回しになりがちですが、栄養が不足すると心身の回復が遅れてしまいます。特にタンパク質やビタミンB群、鉄分などはメンタルの安定に関わる栄養素ですので意識して摂るようにしましょう。また、赤ちゃんと一緒に散歩に出るだけでも気分転換になりますし、日光を浴びることでセロトニンという幸せホルモンの分泌も促されます。
産後のメンタル不調は決して珍しいことではなく、多くのママが経験することです。ただ、その苦しさは経験した人にしかわからない部分もあって、周囲に理解されにくいこともあります。だからこそ一人で抱え込まず、どうか早めに誰かに相談してください。あなたが弱いわけでも、母親として失格なわけでもありません。今はただ、身体と心が疲れてSOSを出している状態なのです。
当院には産後のメンタル不調で悩まれているママさんが数多く来院されています。神経機能を高める当院のカイロプラクティックは産後の不調と非常に相性が良く、多くの方が笑顔を取り戻されています。身体の状態を整えることで心も安定し、育児を楽しむ余裕が生まれてきます。もしあなたが今、一人でつらい思いを抱えているのなら、どうか我慢せずにご相談ください。私も覚悟を持ってあなたをサポートいたします。

