頭の圧迫感

頭の圧迫感とは

頭の圧迫感とは、頭全体や後頭部を中心に「締め付けられるような感覚」や「重いものが乗っているような感覚」を指します。多くの場合、緊張型頭痛の症状として現れ、頭の両側に非拍動性の鈍い痛みや圧迫感が生じます。

「はちまきを強く巻いた感じ」や「ヘルメットをずっとかぶっているような感覚」と表現されることが多く、片頭痛のようなズキンズキンとした激しい痛みとは異なる特徴があります。日本人成人の約4割近くが過去1年に何らかの頭痛を経験しており、その中でも緊張型頭痛が最も頻度の高い頭痛です。

緊張型頭痛の有病率は一般住民で22.4％とされ、これは日本全国で約2,970万人が緊張型頭痛に悩んでいることを意味します。

頭の圧迫感を放置すると、頭痛の頻度が増加し慢性化する可能性があります。初期段階では軽度の症状で済んでいても、徐々に頭痛の程度が強くなり、日常生活の質が大きく低下する原因となります。

最悪の場合、慢性緊張型頭痛に発展し、薬物の使用過多による頭痛を合併するリスクが高まります。また、持続的な痛みにより睡眠の質や集中力が低下し、仕事や家庭生活に深刻な支障をきたす可能性があります。

さらに、痛みの閾値が下がることで、本来軽度の刺激でも強い痛みを感じるようになり、症状の悪循環に陥る恐れがあります。

頭の圧迫感の原因

開院以来、当院には頭の圧迫感でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、頭の圧迫感の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

頭の圧迫感の原因として次のものが挙げられます。

頭の圧迫感はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

その中でも頚椎のズレにより神経を圧迫し首や肩の筋肉の緊張が頭の圧迫感の原因であることは非常に多いです。筋肉が緊張することで血流が悪化し、乳酸などの疲労物質が蓄積して神経を刺激することで痛みが生じます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。頭の圧迫感でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頭の圧迫感への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

鎮痛剤の頻繁な使用により薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあり、適切なタイミングでの服用が重要です。また、根本的な原因解決にはならず、対症療法に留まる場合があります。

予防薬の処方

抗うつ薬などの予防薬は効果が現れるまでに時間がかかり、副作用のリスクも考慮する必要があります。

理学療法

継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかる場合があります。また、施術者の技術レベルにより効果に差が生じることがあります。

頭の圧迫感を改善するために

まずは身体の機能をコントロールしている神経系が正常に働いてるかどうかを検査します。症状だけを追っかけたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では、専用機器を使い、痛みの原因となっている神経圧迫の箇所の特定に加え、レントゲン画像に線引きを行うことで科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

頭の圧迫感と大きく関わっている原因を詳細に分析します。脊柱全体のカーブの形状、椎間板の状態、可動域検査などチェックし分析したうえで必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高め改善を目指します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

頭の圧迫感のQ＆A

頭の圧迫感は自然に治りますか？

軽度で稀発性の場合は生活習慣の改善により自然に軽減することがありますが、頻発する場合や慢性化している場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性があるため、早期の対処をお勧めします。

頭の圧迫感がある人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、過度なストレス、睡眠不足、鎮痛剤の乱用は避けるべきです。また、首や肩を急激に動かす激しい運動や、過度な飲酒、喫煙も症状を悪化させる可能性があります。

緊張型頭痛と片頭痛の違いは何ですか？

緊張型頭痛は頭全体の締め付けるような鈍い痛みが特徴で、片頭痛はズキンズキンとした拍動性の激しい痛みが片側に現れることが多いです。また、片頭痛は吐き気や光・音への過敏を伴うことがあります。

頭の圧迫感は完治しますか？

適切な治療により症状の軽減は十分期待できますが、完全な消失は難しい場合があります。しかし、生活習慣の改善と適切なケアにより、日常生活に支障のないレベルまで改善することは可能です。

どのくらいの頻度で病院を受診すべきですか？

週2日以上市販薬を使用する場合や、日常生活に支障をきたす場合は受診をお勧めします。また、症状が悪化している場合や、これまでと異なる頭痛の場合は早急に受診してください。

市販薬はどの程度まで使用して良いですか？

月に10日以上の使用は薬物乱用頭痛のリスクがあるため避けるべきです。週2日以上使用している場合は、専門医への相談をお勧めします。適切な使用方法について指導を受けることが重要です。

ストレッチや運動は効果がありますか？

首や肩の筋肉をほぐすストレッチや適度な有酸素運動は血流改善に効果的です。ただし、急激な運動は症状を悪化させる可能性があるため、徐々に強度を上げることが大切です。

頭の圧迫感は遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、ストレスに対する感受性や筋肉の緊張しやすさなど、体質的な要因が関係する場合があります。家族歴がある場合は、予防的なケアを心がけることが重要です。

年齢とともに症状は悪化しますか？

必ずしも年齢とともに悪化するわけではありませんが、加齢により筋肉の柔軟性が低下し、症状が出やすくなる場合があります。適切なケアと生活習慣の維持により予防は可能です。

他の病気が隠れている可能性はありますか？

稀ですが、脳腫瘍や血管異常などの重篤な疾患が隠れている場合があります。突然の激しい頭痛、発熱、視力障害、意識障害などを伴う場合は、直ちに医療機関を受診してください。

頭の圧迫感が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックと頭の圧迫感は非常に相性がよく、多くの方は改善の方向へ向かいます。

頭の圧迫感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っておけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。

頭の中の圧迫感、ふらつき