ヒステリー球

ヒステリー球とは

ヒステリー球とは、実際にはのどに病気や異常がないにもかかわらず、のどに何かが詰まっているような違和感や圧迫感を感じる症状です。医学的には「咽喉頭異常感症」と呼ばれています。

カメラによる検査でのどを調べても物理的な異常は発見されないことが特徴です。食事の飲み込みには支障がないものの、常にのどの奥に球状のものがあるような不快感が続きます。

海外の研究によると、全人口の約45％の人が人生で一度はヒステリー球を経験するとされており、特に30歳から60歳の女性に多く見られ、40代から50代の更年期女性に頻発する傾向があります。

ヒステリー球自体は重大な病気ではありませんが、放置すると症状への不安やストレスが増大し、日常生活の質が著しく低下します。のどの異物感による食欲不振、気分の落ち込み、不眠症状が現れることがあります。

また、症状に対する過度な心配から、さらなる精神的ストレスを生み出し、うつ状態や不安障害を併発する可能性があります。最悪の場合、社会生活や仕事に支障をきたし、引きこもりがちになることもあり、早期の適切な対処が重要です。

ヒステリー球の原因

開院以来、当院にはヒステリー球でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、ヒステリー球の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

ヒステリー球の原因として次のものが挙げられます。

ヒステリー球はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

その中でも自律神経の乱れや食道付近の筋肉の異常な収縮がヒステリー球の原因であることは非常に多いです。バランスが崩れることでのどの正常な感覚が阻害され、異物感や圧迫感が引き起こされます。

ストレスや緊張により自律神経が乱れ、のどの筋肉や感覚機能に影響を与え、ヒステリー球の症状が現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ヒステリー球は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ヒステリー球への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用のリスクがあり、依存性の問題も考慮する必要があります。根本的な原因解決にはならず、対症療法に留まることが多いです。

漢方薬治療

効果が現れるまでに時間がかかり、体質に合わない場合は効果が期待できません。

心理療法

時間と費用がかかり、継続的な通院が必要です。効果を実感するまでに長期間を要することがあります。

リラクセーション指導

継続的な練習が必要で、自己管理能力が求められます。即効性に欠ける場合があります。

ヒステリー球を改善するために

まずはあなたのヒステリー球の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では、専用機器を使い、症状の原因となっている迷走神経を中心とした自律神経の乱れを科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ヒステリー球と大きく関わっている原因を詳細に分析します。自律神経の状態、のどの筋肉の緊張、ストレス反応などチェックし分析したうえで必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高め改善を目指します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

ヒステリー球のQ＆A

ヒステリー球は自然に治りますか？

軽度の場合は数日から数週間で自然に改善することもありますが、ストレスの根本原因が解決されない限り再発する可能性が高いです。適切な治療とライフスタイルの改善が重要になります。

ヒステリー球の人がやってはいけないことは？

過度な心配や症状への執着、アルコールやカフェインの過剰摂取、睡眠不足、ストレスの蓄積は症状を悪化させるため避けるべきです。規則正しい生活とリラックスできる時間を作ることが大切です。

ヒステリー球と食道がんの違いは何ですか？

ヒステリー球は検査で異常が見つからず食事に支障がありませんが、食道がんは体重減少や嚥下困難などの症状を伴います。心配な場合は必ず医療機関での検査を受けることをお勧めします。

ストレスがなくなれば症状も消えますか？

ストレスの軽減により症状は改善しますが、完全な回復には適切な治療とライフスタイルの改善が必要です。身体のバランスを整えることで、ストレスに対する抵抗力も向上します。

何科を受診すればよいですか？

まず耳鼻咽喉科で器質的疾患を除外し、その後心療内科や精神科での治療を検討することが一般的です。当院のような整体院でも自律神経のバランス調整により改善が期待できます。

ヒステリー球が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックとヒステリー球は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ヒステリー球は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。

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