三叉神経痛

三叉神経痛とは

三叉神経痛とは、顔の感覚を司る三叉神経という神経に沿って、片側の顔面に電撃のような激しい痛みが突然起こる病気です。痛みは数秒から数十秒と短時間ですが、その強さは「人間が感じる痛みの中でも最も強い痛み」と言われるほど激烈で、日常生活に大きな支障をきたします。

発症年齢は50歳代以降が多く、女性に多く見られる傾向があります。日常生活の何気ない動作、例えば歯磨きや洗顔、食事の際に突然激痛が走るため、患者さんは常に痛みの恐怖と隣り合わせの生活を強いられることになります。

三叉神経痛を放置すると、痛みが徐々に強くなり発作の頻度も増加していきます。激痛により食事や会話が困難になり、体重減少や栄養不良を招く可能性があります。また、慢性的な痛みによりうつ病や不安障害などの精神的な問題を引き起こし、社会生活から孤立してしまうケースも少なくありません。

さらに、睡眠不足が続くことで免疫力が低下し、他の病気にかかりやすくなったり、集中力の低下により仕事や家事に支障をきたしたりする可能性もあります。痛みの恐怖から外出や人との接触を避けるようになり、生活の質が著しく低下してしまう危険性があります。

三叉神経痛の原因

開院以来、当院には三叉神経痛でお困りの方が数多く来院されています。これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、三叉神経痛の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

三叉神経痛の原因として次のものが挙げられます。

三叉神経痛はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。最も多いのは血管による神経の圧迫で、全体の約90％を占めています。加齢による動脈硬化で血管の走行が変化し、脳幹付近で動脈が三叉神経を圧迫することが主な要因となります。

この複数の原因が引き金となり、三叉神経の異常興奮や神経伝達の障害などが発生し、激しい痛みが発症します。それは人によって違い、単に薬物療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには詳細な検査と適切な治療法の選択が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。三叉神経痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

三叉神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用により眠気やふらつきなどの副作用が現れ、効果が徐々に減弱する場合があります。アレルギー反応のリスクもあり、日常生活に支障をきたすことがあります。

神経ブロック

効果が一時的で繰り返し治療が必要です。顔面のしびれ感が残る可能性があり、完全な根治は期待できません。

微小血管減圧術

開頭手術のため身体への負担が大きく、聴力障害や顔面麻痺などの重篤な合併症のリスクがあります。

ガンマナイフ

効果が現れるまで数ヶ月から1年程度の時間がかかり、神経障害を起こす可能性があります。また、再発の可能性も否定できません。

三叉神経痛を改善するために

まずはあなたの三叉神経痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。三叉神経痛の改善には、痛みの根本原因にアプローチすることが最も重要です。

当院では、単に症状を抑えるのではなく、神経機能の正常化を目指した治療を行います。神経圧迫を取り除くことで、脳と身体の神経伝達を改善し、自然治癒力を最大限に引き出します。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。当院では、三叉神経痛に対して科学的な検査と正統派カイロプラクティックを組み合わせた独自のアプローチを行います。

姿勢分析ソフトを使用した詳細な姿勢評価や、脊柱周辺の体表温度測定により、神経機能の状態を正確に把握します。また、必要に応じて医療機関との連携も行い、レントゲン画像などの客観的データも参考にしながら治療方針を決定します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。患者さん一人ひとりの症状や原因に合わせたオーダーメイドの治療計画を立て、段階的に改善を目指していきます。

三叉神経痛のQ＆A

三叉神経痛は自然に治りますか？

特発性三叉神経痛の場合、自然治癒は期待できません。適切な治療により症状をコントロールすることが重要です。早期の治療開始により、より良い結果が期待できます。

三叉神経痛の人がやってはいけないことは？

痛みを誘発する可能性のある強い刺激は避けましょう。ただし、日常生活を極端に制限する必要はありません。適切な治療により、普通の生活を送ることは可能です。

三叉神経痛と歯痛の見分け方は？

三叉神経痛は電撃様の短時間の激痛が特徴で、歯痛は持続的な鈍痛が多いです。歯科検査で異常がなければ三叉神経痛を疑う必要があります。

三叉神経痛は遺伝しますか？

一般的に遺伝性はありませんが、稀に家族性の報告があります。多くは後天的な血管圧迫が原因で発症します。

三叉神経痛の痛みはどのくらい続きますか？

通常は数秒から数十秒程度ですが、発作が頻繁に起こると持続的な痛みとして感じられることがあります。適切な治療により痛みの頻度や強さを軽減できます。

三叉神経痛は両側に起こることがありますか？

非常に稀です。両側性の場合は多発性硬化症など他の疾患の可能性を検討する必要があります。

三叉神経痛は若い人でも発症しますか？

50歳代以降に多いですが、若年者でも発症することがあります。若年発症の場合は二次性の原因を詳しく調べる必要があります。

三叉神経痛が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックとこの症状は非常に相性がよく、多くの方は改善の方向へ向かいます。三叉神経痛が改善されることで、これまで痛みの恐怖に支配されていた日常から解放されます。

三叉神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っておけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。また、十分な睡眠が取れるようになることで、心身ともに健康な状態を維持できるようになります。

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