
院長:鳥井お気軽にご相談ください!

院長:鳥井お気軽にご相談ください!
ジユウカイロプラクティック甲南山手整体院の鳥井です。朝晩の風がぐっと涼しくなってきましたね。これから冷え込んでくるとあたたかい季節には感じなかった症状が出てお困りの方が毎年おられます。
椅子に座っているとお尻の奥が痛い。脚の方にも違和感がある。一般的には坐骨神経痛と呼ばれます。この記事では、考えられる原因の見分け方から、家でできる工夫、病院へ行く目安まで、私の臨床経験を交えてお話しします。






同世代の方から本当によく聞かれるお悩みなので、肩の力を抜いてゆっくり読んでくださいね
ひと口に痛みといっても、感じ方は人それぞれです。まずは自分の痛みがどんなタイプなのかを、一緒に整理してみましょう。表面ではなく深い場所に響く痛みには、いくつか共通した特徴があります。
皮膚の上をつまんでも痛くないのに、体の内側からズーンと鈍く響く。そんな感覚が多いです。お尻には大きな筋肉が何層にも重なっているため、深い層で起きたトラブルは、外から押してもピンポイントで分かりにくいのが特徴なんですね。
座ると痛みが増すのは、体重が骨盤とお尻の筋肉に集中してかかるからです。立ち上がった瞬間や歩き出しに痛む方もいれば、車の運転で悪化する方もいます。あなたはどんな場面でいちばんつらいですか。
原因はひとつに決まっているわけではありません。筋肉、神経、関節など、複数の要素が重なって痛みを出していることも珍しくないのです。ここでは、来院される方に多いパターンを順番に見ていきます。
お尻の深い部分にある梨状筋は、股関節を安定させる大切な筋肉です。この筋肉が硬くなると、すぐそばを通る坐骨神経が刺激され、お尻の奥の痛みや太もも裏のしびれにつながることがあります。デスクワークや運転で座る時間が長い方、ランニングや自転車などで下半身をよく使う方に多い印象です。
実は、痛みを感じる場所と原因の場所が違うケースも多いです。骨盤の真ん中にある仙腸関節や腰椎の動きが悪くなると、お尻の奥に痛みが広がって感じられます。お尻だけを何度もほぐしても戻ってしまう方は、この関連が隠れていることがあります。
足の付け根が詰まる感じがある、靴下を履く動作がつらい、という方は股関節の動きも気になります。股関節の動きが硬いと、その分をお尻の筋肉が肩代わりして、疲れがたまりやすくなってしまうのです。
お尻の中心の内側が痛む、排便のときに響く、という場合は、筋肉とは別の理由も考えられます。痔や便秘などが関わることもあるので、肛門科や消化器内科の受診をおすすめします。
あくまで目安ですが、次の表を自己チェックの入り口にしてください。
| 痛みの出方 | 疑われる主な要因 |
|---|---|
| 座ると片側の奥が痛む | 梨状筋の緊張、坐骨神経への刺激 |
| 腰を反ると響く | 腰椎や椎間関節の問題 |
| 骨盤の中央が重い、寝返りで痛い | 仙腸関節の動きの低下 |
| 足の付け根がつまる | 股関節の可動域低下 |
| 排便時に響く | 肛門まわりや消化器のトラブル |
整体院の立場だからこそ、はっきりお伝えしたいことがあります。世の中には、まず医療機関で確認すべき痛みがあるということです。ご自身で判断する前に、次のサインに当てはまらないかチェックしてみてください。
ひとつでも当てはまるなら、整形外科などで検査を受けてください。その後に「病院では異常なしと言われたのに痛い」という場合は、当院でお役に立てる可能性が高いです。
痛みがあるときほど、頑張りすぎないことが大切です。セルフケアの基本は、お尻への負担をこまめに逃がしてあげること。難しいことは必要なく、毎日のちょっとした習慣で違いが出ます。
大事なのは、同じ姿勢を続けないことです。姿勢そのものより、動かすことが大事です。
お尻を伸ばすストレッチは気持ちいいので、つい力が入ります。ですが、原因が神経や関節にある場合、強く伸ばすほど悪化することもあるのです。痛みが増えたりしびれが出たりしたら、その場でやめてください。心地よいと感じる範囲で十分です。
湯船に10〜15分ほどつかると、筋肉がゆるんで楽になりやすいです。長湯は体に負担をかけるので、ほどほどに。横向きで寝るときは、膝の間にクッションを挟むと骨盤がねじれにくくなります。
当院では、痛みを一時的に抑えることより、なぜその痛みが起きているのかを突き止めることを大事にしています。原因が分からないままでは、少し楽になっても、またぶり返してしまうからです。当院では、姿勢や関節の動きの検査に加えて、必要に応じてレントゲン画像も確認します。
骨盤や背骨のバランス、神経の働きを多角的に見て、その方だけの原因を探ります。カイロプラクティックの施術は、神経機能を正常にし、体が本来持つ回復力を引き出すためのものです。効果には個人差がありますので、検査結果をもとに、無理のない計画を一緒に立てていきます。
ここまでの内容を、あらためて整理します。お尻の奥の痛みは、梨状筋や坐骨神経、腰、仙腸関節、股関節など、いろいろな場所が関わって起こります。だからこそ、まず原因を知ることが遠回りに見えて最短の道です。
危険なサインがあれば病院へ、そうでなければ座り方や動かし方から見直してみてください。痛みを我慢しながら座り続けると、仕事も家事も、大好きな趣味も楽しめなくなってしまいます。一人で悩まず、いつでも気軽に相談してくださいね。

