
院長:鳥井お気軽にご相談ください!
こんにちは、ジユウカイロプラクティック甲南山手整体院です。「生理が近づくと決まって頭が痛くなる」というご相談は、当院でも本当によくいただきます。毎月同じタイミングでやってくる不調だからこそ、原因を知って上手に向き合っていきたいですよね。




生理のタイミングで頭痛が繰り返し起こる方は本当に多く、当院にも同じお悩みで来院される方が絶えません。今回はその仕組みと向き合い方についてお話しします
頭痛という症状は、実は生理周期と深く関わっていることをご存知でしょうか。当院にも「生理がくると頭痛がする」と訴えて来院される女性が数多くいらっしゃいます。市販薬でごまかしながら毎月をやり過ごしている方もとても多い印象です。この記事では、その仕組みと今日からできる向き合い方を、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。


まず知っておいていただきたいのは、この頭痛には医学的にきちんとした理由があるということです。ここではそのメカニズムを整理していきます。
生理が始まる少し前になると、体内のエストロゲンという女性ホルモンの量が急に下がります。このホルモンの急降下が、脳の血管の状態に影響を与え、頭痛を引き起こす引き金になっていると考えられています。エストロゲンは脳内の神経伝達物質であるセロトニンの働きにも関わっているため、その乱れが痛みの感じ方そのものを変えてしまうこともあるのです。生理周期の中でも、この時期だけ決まって頭が痛くなるという方は、まさにこのホルモン変動の影響を強く受けているのかもしれません。
頭痛と一言で言っても、実はタイプによって痛みの性質も対処法も違います。こめかみのあたりがズキンズキンと脈打つように痛む場合は片頭痛タイプの可能性が高く、光や音、においに敏感になったり、吐き気を伴ったりすることもあります。一方で、頭全体がじわっと締め付けられるような痛みなら、緊張型頭痛の傾向が強いと言えるでしょう。この二つは対処法が真逆になることもあるため、まずは自分がどちらのタイプに近いのかを知っておくことが大切です。
痛みが出てしまった時に、少しでも楽になる方法を知っておくと安心です。ここではタイプ別のセルフケアと、日常生活で気をつけたいポイントをご紹介します。
ズキズキとした痛みがあるときは、痛む部分を冷たいタオルなどで軽く冷やしてみてください。血管の拡張が痛みに関わっているため、冷やすことで少し楽になる方が多いです。光や音の刺激も痛みを強めてしまうので、できれば部屋を暗くして静かな環境で横になるのがおすすめです。無理に動き回ったり、パソコンやスマホの画面を見続けたりすると、余計に症状が長引いてしまうこともあります。
反対に、頭全体が重く締め付けられるような痛みの場合は、温めるほうが効果的なことが多いです。首や肩を蒸しタオルで温めたり、軽くストレッチをしたりすることで、こわばった筋肉がゆるみ血流が良くなります。デスクワークで同じ姿勢が続く方は、こまめに肩を回したり首をゆっくり動かしたりする習慣をつけるだけでも予防につながります。日頃の姿勢の崩れが、生理のタイミングで頭痛として表面化しているケースも少なくありません。
頭痛が起こりやすい時期を把握しておくことも、大きな助けになります。基礎体温や生理周期を記録しておくと、頭痛が来そうなタイミングを事前に予測できるようになります。あわせて、次のような点にも気をつけてみてください。
こうした小さな積み重ねが、頭痛の頻度や強さを和らげてくれることがあります。ただし、これらはあくまで応急的な対処であり、根本的な原因にアプローチできているわけではないという点も知っておいていただきたいところです。
最初は市販の鎮痛薬でなんとかなっていたのに、だんだん効きが悪くなってきたと感じる方も少なくありません。ここでは薬に頼りすぎることのリスクと、体そのものを見直す視点についてお話しします。
痛みが出るたびに鎮痛薬を飲む生活を続けていると、実は神経が痛みに対して過敏になっていくことがあります。頭痛の頻度が高い月に薬を頻繁に使っていると、かえって頭痛そのものが慢性化しやすくなるとも言われています。
「毎月のことだから」と諦めて薬でやり過ごすだけの生活を続けていると、症状が徐々に強くなっていくケースも実際にあります。薬に頼ることが悪いわけではありませんが、それだけに依存してしまう状態には注意が必要です。
当院で頭痛のお悩みをお持ちの方を検査させていただくと、背骨のカーブの崩れや骨盤の傾き、首から肩にかけての緊張が強く出ている方が非常に多い印象です。生理によるホルモンの変動そのものは避けられないものですが、体の土台となる骨格や神経の状態が整っていれば、痛みの出方や強さが変わってくることがあります。
実際に「生理がくると必ず頭痛がしていたのに、以前より楽になった」という声を院内でいただくことも少なくありません。表面的な症状だけを追いかけるのではなく、その方の体全体を丁寧に見ていくことが、改善への近道になると私は考えています。
セルフケアだけで対応が難しいと感じる場合は、専門機関への相談も大切な選択肢です。ここでは受診を検討したほうがいいサインについて解説します。
市販薬を飲んでもまったく効かない、月に何度も強い頭痛が起きる、吐き気や手足のしびれを伴う、といった場合は婦人科や頭痛外来への相談を検討してください。特に、これまでとは違う突然の激しい痛みや、しびれ・視野の異常を伴う場合は、他の病気が隠れている可能性もあるため早めの受診が安心です。
低用量ピルやトリプタン製剤、漢方薬など、症状に応じた選択肢も専門機関では提案してもらえます。自分の症状のタイプや強さを知ることが、適切な対処への第一歩になります。
| 痛みのタイプ | 特徴 | おすすめの対処 |
|---|---|---|
| 片頭痛タイプ | ズキズキと脈打つ痛み、吐き気を伴うことも | 冷やす、静かな場所で安静にする |
| 緊張型タイプ | 頭全体が締め付けられる感覚 | 温める、肩や首をストレッチする |
ホルモンの変動そのものは自然な体の働きですが、その影響を強く受けてしまう体の状態には、必ず理由があります。骨格の歪みや神経の圧迫、日頃の姿勢の崩れなど、一人ひとり原因は異なりますので、まずはその原因をきちんと見極めることが何より大切です。
その場しのぎの対処を繰り返すだけでは、来月も同じ痛みに悩まされることになってしまいます。もし毎月の頭痛に振り回される生活から抜け出したいと感じているなら、どうか一人で抱え込まずにご相談ください。あなたの体の状態を丁寧に確認し、これからの過ごし方を一緒に考えていきたいと思っています。

