股関節痛

股関節痛とは

股関節の痛みとは、太ももの付け根やお尻のあたりに違和感や痛みを感じる状態を指します。歩いたり座ったり、足を動かすときに痛みが出ることが多く、日常生活に支障をきたすこともあります。

厚生労働省の調査によると、関節症で通院している人は1日あたり人口10万人に対して146人とされており、年々増加傾向にあります。特に65歳以上では女性の方が男性より約1.6倍多く、股関節痛も高齢女性に多い症状です。

股関節の痛みを放置すると、症状は徐々に進行し、日常生活に大きな支障をきたすようになります。初期の段階では、立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じる程度ですが、進行すると痛みが強くなり、安静時や夜間にも痛みが続くようになります。

さらに、股関節の動きが悪くなり、靴下を履いたり足の爪を切るといった日常の動作が難しくなります。階段の昇り降りや長時間の歩行も困難となり、最終的には歩行自体が難しくなる場合もあります。

また、股関節の可動域が制限されることで、筋力の低下や体のバランスの崩れが生じ、転倒リスクが高まります。放置したまま症状が進むと、関節の変形が進行し、骨同士が直接こすれ合うようになり、激しい痛みや脚の長さの左右差、跛行（足を引きずる歩き方）が現れることもあります。

最悪の場合、寝たきりになるリスクも否定できません。このように、股関節の痛みを放置することで、痛みや可動域の制限が増し、生活の質が著しく低下するだけでなく、最終的には手術が必要になるケースも多くなります。早期の段階で適切な治療や生活改善を行うことが、進行を防ぐために非常に重要です。

股関節痛の原因

開院以来、当院には股関節痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、腰痛の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

股関節痛の原因として次のものが挙げられます。

股関節痛はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

その中でも最も多い原因は変形性股関節症です。これは股関節の軟骨がすり減り、骨同士が直接こすれ合うことで炎症や変形が起こり、痛みや可動域の制限が生じる疾患です。

特に日本では、先天的な股関節の形成不全や脱臼の後遺症が背景にあり、40～50代以降の女性に多くみられます。進行すると歩行や日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても。股関節痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

股関節痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬の長期使用で胃腸障害や腎臓障害など副作用のリスクがある。注射治療は効果が一時的なことが多く、繰り返しの治療が必要になる場合もある。

運動療法・リハビリ

股関節の痛みに対する運動療法・リハビリは、ストレッチや筋力トレーニングを中心に、股関節の柔軟性や筋力を高めることが基本です。継続が難しく、無理をすると悪化のリスクもあります。

手術療法

股関節の手術療法は、保存療法で効果が得られない場合や、日常生活に大きな支障が出ている場合などに検討されます。ただ体への負担や合併症リスクがあり、入院やリハビリが必要になります。

股関節痛を改善するために

まずはあなたの股関節痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

股関節の痛みは、骨盤や背骨のズレやゆがみが原因で症状が出ている場合も多く、カイロプラクティックではこれらの歪みを整えることで、股関節への負担を減らし、痛みを和らげます。

当院では、専用機器を使い、痛みの原因となっている神経圧迫の箇所の特定に加え、レントゲン画像に線引きを行うことで科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

股関節痛と大きく関わっている原因を詳細に分析します。脊柱全体のカーブの形状、椎間板の状態、可動域検査などチェックし分析したうえで必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高め改善を目指します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

股関節痛のQ＆A

股関節の痛みは自然に治りますか？

軽度な場合や一時的な負担による痛みは安静やセルフケアで改善することもありますが、変形や疾患が原因の場合は自然治癒が難しいことが多いです。

変形性股関節症と他の股関節痛はどう違うんですか？

高負荷な運動や無理な姿勢を伴う変形性股関節症は関節の軟骨がすり減り骨が変形して起こる慢性的な痛みで、他の股関節痛はケガや炎症、成長痛など様々な原因があります。

痛み止めや湿布は効果がありますか？

一時的な痛みや炎症の緩和には有効ですが、根本的な原因の改善にはならないことが多いです。

股関節痛は必ず手術が必要ですか？

保存療法で改善するケースも多く、手術は症状が重度で日常生活に大きな支障がある場合に検討されます。

股関節痛が進行するとどうなりますか？

歩行困難や日常動作の制限、最悪の場合は寝たきりになることもあります。

股関節痛を予防するにはどうしたらいい？

適度な運動と体重管理、無理な姿勢を避けることが大切です。

股関節痛が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックと股関節痛は相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

股関節痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。

症状も改善されました。