うつ病

うつ病とは

うつ病とは、気分が落ち込んで憂鬱な状態が長期間続いたり、これまで興味を持っていたことに楽しさや喜びを感じられなくなる心の病気です。単なる気分の落ち込みとは異なり、日常生活に大きな支障をきたし、眠れない、疲れやすい、食欲がないといった身体的な症状も現れます。

厚生労働省の調査によると、日本国内の精神疾患を有する総患者数は令和2年度時点で約614.8万人となっています。このうち気分障害（うつ病を含む）の患者数は169.3万人と最も多く、全精神疾患の約27%を占めています。これは日本人の約75人に1人がうつ病などの気分障害で悩んでいることを示しており、決して珍しい病気ではありません。

うつ病を放置すると症状が徐々に悪化し、仕事や人間関係に深刻な影響を及ぼします。集中力の欠如からミスが増え、イライラや不安、焦りが募ることで職場での評価が下がったり、家族との関係が悪化したりします。

さらに進行すると「症状固定」という状態になり、うつ症状が当たり前になってしまい、治療効果が上がりにくくなります。最悪の場合、虚無感が膨らんで自殺願望が現れ、生命に関わる危険な状態に陥る可能性があります。

うつ病の原因

開院以来、当院にはうつ病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、うつ病の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

うつ病の原因として次のものが挙げられます。

うつ病はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

その中でも自律神経の乱れがうつ病の原因であることは非常に多いです。自律神経のバランスが崩れることで脳内の神経伝達物質の働きが悪くなり、気分の調整や睡眠、食欲などの基本的な生理機能に影響を与えます。

偏った生活習慣や慢性的なストレスが自律神経を乱し、それがうつ症状として現れるのです。背骨の歪みが神経の働きを妨げ、自律神経の機能低下を引き起こすことも少なくありません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。うつ病は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

うつ病への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用として眠気、吐き気、体重増加、性機能障害などが現れることがあり、薬への依存性や長期服用による身体への負担が懸念されます。

精神療法・カウンセリング

治療費が高額で継続が困難な場合があり、効果が現れるまでに時間がかかることが多く、治療者との相性によって効果に差が生じます。

生活指導

うつ症状により意欲が低下している状態では実行が困難で、一人では継続が難しく専門家のサポートが必要になります。

休養指導

経済的な理由で十分な休養が取れない場合があり、休養中の孤独感や将来への不安が症状を悪化させることがあります。

うつ病を改善するために

まずは身体の機能をコントロールしている神経系が正常に働いてるかどうかを検査します。症状だけを追っかけたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では、専用機器を使い、自律神経の乱れの原因となっている神経圧迫の箇所の特定に加え、レントゲン画像に線引きを行うことで科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

うつ病と大きく関わっている自律神経の状態を詳細に分析します。脊柱全体のカーブの形状、神経の働き、体表温度検査などチェックし分析したうえで必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高め改善を目指します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

うつ病のQ＆A

うつ病は自然に治りますか？

軽度のうつ状態であれば環境の変化により改善することもありますが、中等症以上のうつ病は適切な治療なしに自然治癒することは困難です。早期の専門的な治療が重要です。

うつ病の人がやってはいけないことは？

重要な決断を避け、過度な飲酒や薬物使用を控え、一人で抱え込まずに専門家や信頼できる人に相談することが大切です。無理をして頑張りすぎることも避けましょう。

うつ病と単なる落ち込みの違いは何ですか？

単なる落ち込みは一時的で原因が明確ですが、うつ病は2週間以上継続し、日常生活に支障をきたし、身体症状も伴います。専門的な診断が必要です。

抗うつ薬はいつまで飲み続ける必要がありますか？

症状が改善しても再発予防のため6ヶ月から1年程度の継続が推奨されますが、個人差があるため医師と相談しながら調整していくことが重要です。

うつ病は完治するのでしょうか？

適切な治療により多くの方が回復しますが、再発のリスクもあるため、治療後も定期的なフォローアップと生活習慣の管理が大切になります。

うつ病が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックとうつ病は非常に相性がよく、多くの方は改善の方向へ向かいます。

うつ病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。