
院長:鳥井お気軽にご相談ください!
「また怒鳴ってしまった…」と子どもが寝た後に布団の中で後悔したこと、ありませんか?ささいな一言にカッとなって、気づけばきつい言葉を投げつけてしまう。そんな自分が嫌になって、自己嫌悪に陥る夜を繰り返している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかすると、その怒りっぽさの原因は「あなたの性格」でも「育児の向き不向き」でもなく、プチ更年期によるホルモンバランスの乱れかもしれません。30代後半から40代前半の女性に増えているこの状態は、知らないままでいると毎日がとても苦しくなります。
今日は、なぜホルモンの変化が子どもへの怒りにつながるのか、そしてどうすれば楽になれるのかをできる限りわかりやすくお伝えしていきます。




子どもへの怒りで自分を責めているお母さんに、ぜひ読んでほしい内容です。原因がわかるだけで、心がぐっと楽になることがあります。一緒に向き合っていきましょう
「更年期」と聞くと、50代前後のイメージが強いかもしれません。でも実は、30代後半から40代前半にかけて、更年期に似た症状があらわれることがあります。これが「プチ更年期」や「プレ更年期」と呼ばれる状態です。
正式な医学用語ではありませんが、厚生労働省の調査でも20〜40代の女性で「怒りやすくイライラしやすい」と実感している方が多いことが示されており、決して珍しい話ではありません。閉経はまだ先なのに、ホルモンの分泌量がすでにゆらぎはじめている状態と考えていただくとイメージしやすいかと思います。
女性の身体は、卵巣から分泌されるエストロゲン(女性ホルモン)によって心身のバランスが保たれています。このエストロゲンには、幸福感や安定感をもたらすセロトニンの分泌をサポートする働きがあります。
30代後半になると、卵巣の機能が少しずつ変化しはじめ、エストロゲンの分泌量が安定しなくなってきます。増えたり減ったりという「ゆらぎ」が繰り返されることで、自律神経のバランスが崩れやすくなります。その結果として出てくるのが、イライラ、気分の落ち込み、疲れやすさ、眠れないといった症状です。
感情のブレーキをつかさどる前頭前野の働きも、ホルモンバランスの乱れによって低下しやすくなります。つまり、以前なら笑って流せていたことに、今は感情が爆発してしまう…というのは、意志の弱さではなく身体の変化によるものなのです。
プチ更年期のイライラは、なぜか職場の上司や友人ではなく、子どもや夫といった家族に向かいやすいとよく言われます。これには、いくつかの理由が重なっています。
外では必死に感情を抑えているぶん、家に帰ってきたときには気力が底をついている状態になっていることが多いです。特に子どもは、ある意味で「どんな自分を見せても受け入れてくれる」という安心感がある存在です。だからこそ、無意識のうちに感情のはけ口になってしまいやすいのです。


子どもが小学生や中学生になってくると、宿題のこと、生活習慣のこと、友人関係のことなど、心配事も増えてきます。そこにホルモンバランスの乱れによる感情コントロールの低下が重なると、ちょっとしたすれ違いが大きな衝突に発展してしまいやすくなります。
ホルモンが落ち着いている時期なら冷静に対処できたはずのことが、今は感情的になってしまう。それは、あなたが悪いお母さんなのではなく、心身が限界のサインを出しているということです。
プチ更年期の症状のひとつに、眠りが浅くなる・寝つけないという不眠系の症状があります。睡眠不足の状態では、感情の調整機能がさらに低下することが分かっています。疲れているのに眠れず、翌朝また子どもに怒ってしまう、という悪循環に陥ってしまうことも珍しくありません。
「自分はプチ更年期なのかな?」と気になった方のために、よく見られる症状をまとめてみます。当てはまるものが複数あれば、ホルモンバランスの乱れが関係している可能性があります。
こうした症状が重なっている場合、身体の中では自律神経のバランスが崩れていることが多いです。大切なのは、「気のせいだ」「頑張ればなんとかなる」と無理をせず、身体のSOSをきちんと受け取ることです。
プチ更年期の症状を和らげるために、生活習慣を整えることは確かに大切です。ただ、「やればすぐ改善する」というものでもありません。まずは無理のない範囲でできることから始めてみてください。
朝に日光を浴びてセロトニンの分泌を促すこと、トリプトファンを含む食材(豆腐、バナナ、ナッツなど)を意識して摂ること、軽いウォーキングや深呼吸で自律神経を整えることなどが、日常的にできる取り組みとしてよく挙げられます。できることから少しずつ取り入れてみましょう。
怒りを感じたときに「6秒待つ」というアンガーマネジメントの手法は、多くの方に効果があると言われています。怒りのピークは6秒程度で過ぎることが多いため、その間だけ深呼吸をするか、その場を一歩離れるだけでも衝動的な言動を減らせることがあります。子どもに怒鳴りそうになったとき、トイレや別の部屋に移動して深く息を吐く、という習慣を作るだけでも、少し変化が出てくるかもしれません。
正直に言うと、ホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れが根本にある場合、食事や運動だけで完全に解消するのは難しいことが多いです。「頑張ってみたけど、なかなか変わらない」と感じている方は、身体の構造的な問題が関わっている可能性があります。
「更年期の症状に整体やカイロプラクティック?」と思われた方もいるかもしれません。実は、プチ更年期の不調に対してカイロプラクティックは非常に相性がよいのです。その理由をお伝えします。
自律神経は背骨の中を通っています。背骨の構造が崩れたり、特定の部位に神経の圧迫が生じたりすると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。更年期やプチ更年期の時期は、ホルモン変化によって身体のあちこちに緊張や歪みが生じやすく、その結果として自律神経への影響が強まることがあります。
当院では、背骨周辺の炎症を測定する専用機器を使い、神経圧迫が起きている箇所を科学的に特定します。感覚だけに頼らず、データに基づいて原因を見つけ出すことが、根本改善への近道だと考えています。
ホルモン補充療法や漢方薬は、ホルモンや体質へのアプローチとしては有効です。しかし、自律神経の乱れの背景に背骨や神経機能の問題がある場合、そこに直接アプローチしない限り、症状が繰り返されやすくなります。薬を飲んでも「なんかスッキリしない」「波がある」と感じる方は、こうした身体の構造面からのアプローチも視野に入れてみてください。
当院にはこれまでも、更年期・プチ更年期の症状でお困りの方が数多く来院されています。「薬も漢方も試したけど改善しなかった」という方が、カイロプラクティックの施術を通じて変化を感じてくださるケースは少なくありません。
よく聞かれる変化として、眠りの質が上がって朝が楽になった、気分の波が小さくなって子どもへの怒りが減った、肩こりや頭痛が和らいで毎日が少し楽になったといった声があります。症状が重い時期ほど、早めに身体と向き合っていただいた方が、改善のスピードも上がりやすいです。
| 30代でもプチ更年期になりますか? | はい、なります。30代後半からホルモンのゆらぎが始まることがあり、更年期に似た症状があらわれることがあります。「まだ若いから大丈夫」と思わずに、気になる症状があれば早めに向き合うことをおすすめします。 |
|---|---|
| 子どもへの怒りは自然に収まりますか? | ホルモンバランスが落ち着いてくれば症状が和らぐ方もいますが、個人差があります。また、身体の構造的な問題が重なっている場合はそのままでは改善しにくいこともあります。 |
| 病院と整体、どちらに行けばいいですか? | どちらかではなく、アプローチが異なります。ホルモン値の検査などは婦人科で、自律神経のバランスや背骨・神経への直接的なアプローチは当院のようなカイロプラクティック院が得意としています。 |
| 施術は痛くありませんか? | 当院では力任せの施術は一切行いません。安全を最優先に、身体への負担が最小限になるよう丁寧に施術を行いますので、ご安心ください。 |
育ち盛りのお子さんと毎日接していると色々なことが起きます。当院に来院される患者さんと話していると毎日が戦いですとおっしゃられる患者さんもおられます。それは子供に真剣に接してるからこそママさんも本気だということです。子どもに怒りっぽくなっている自分を責めながら、「私はダメな母親だ」と思い続けている方に伝えたいことがあります。それは、あなたが悪いのではないということです。
ホルモンのゆらぎが感情のコントロールを難しくしている、その上に育児や仕事のストレスが重なっている。そんな状況で感情が爆発してしまうのは、身体が限界を超えているサインです。意志の力で乗り越えようとするより、まず身体の状態を正しく把握して、根本からアプローチしていくことが大切だと私は考えています。
当院では、検査をしっかり行い、あなたの身体の状態を客観的なデータで確認したうえで、一人ひとりに合ったケア計画をご提案しています。「こんなことを相談していいのかな」と迷わず、どうぞ気軽にご連絡ください。つらい時期を一人で乗り越えようとしなくていいです。一緒に向き合っていきましょう。

