男性更年期障害

男性更年期障害とは

男性更年期障害（LOH症候群）とは、男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が低下することで起こる心身の不調です。30代後半から50代の働き盛りの男性に多く見られます。

身体的症状としてほてり、発汗、筋力低下などが現れます。精神的症状ではうつ状態、イライラ、集中力低下などが見られます。性機能症状として性欲減退、勃起力低下などが複合的に現れる状態を指します。

女性の更年期と異なり、男性は明確な終わりがないため症状が長期化しやすいのが特徴です。厚生労働省の研究班による調査データによると、20歳台から70歳台までの男性約60万人のうち、男性更年期障害の診断を受けた人は747名（0.13%）でした。

男性更年期障害を放置すると、症状は自然に改善することは少なく、むしろ悪化する傾向があります。うつ症状の深刻化により仕事や家庭生活に重大な支障をきたすようになります。

骨密度の低下による骨折リスクの増加も懸念されます。動脈硬化の進行による心血管疾患のリスク上昇も起こります。最悪の場合、社会復帰が困難になるほどの精神的不調に陥る可能性があります。重篤な身体疾患を併発するリスクも高まります。

男性更年期障害の原因

開院以来、当院には男性更年期障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、男性更年期障害の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

男性更年期障害の原因として次のものが挙げられます。

男性更年期障害はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

30代をピークに男性ホルモンは徐々に減少し、個人差はありますが40代後半から症状が現れやすくなります。仕事の責任増加、人間関係の悩み、転職や昇進などの環境変化がテストステロンの急激な低下を引き起こします。

睡眠不足、運動不足、偏った食事、過度の飲酒などが男性ホルモンの分泌を阻害することも分かっています。長時間労働や休息不足により、ホルモンバランスが崩れやすくなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。男性更年期障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

男性更年期障害への対応として、次のようなものが一般的です。

テストステロン補充療法

定期的な通院が必要で、前立腺がんのリスクがある方には適用できません。また保険適用外の場合、高額な治療費がかかります。

薬物療法

根本的な解決ではなく対症療法のため、薬を中止すると症状が再発する可能性があります。また副作用のリスクもあります。

漢方薬治療

効果が現れるまでに時間がかかり、体質に合わない場合は効果が期待できません。

生活習慣指導

継続的な自己管理が必要で、忙しい現代人には実践が困難な場合が多くあります。

男性更年期障害を改善するために

まずはあなたの男性更年期障害の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では男性更年期障害の根本的な原因にアプローチします。カイロプラクティックによる神経機能の改善により、自律神経のバランスを整えていきます。背骨の構造を正しい状態に戻すことで、脳と身体のネットワークが正常に機能するようになります。

神経機能が回復すると、ホルモンバランスの改善も期待できます。薬に頼らない自然な治癒力の向上を目指します。一人ひとりの症状に合わせた治療計画を立て、段階的に改善を図っていきます。

当院では、専用機器を使い、症状の原因となっている自律神経の乱れやホルモンバランスの異常などを科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

男性更年期障害と大きく関わっている原因を詳細に分析します。自律神経の状態、ホルモンバランス、ストレス反応などチェックし分析したうえで必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高め改善を目指します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

男性更年期障害のQ＆A

男性更年期障害は自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は期待できません。女性の更年期と異なり、男性は明確な終わりがないため、適切な治療を受けることが症状改善の鍵となります。

男性更年期障害の人がやってはいけないことは？

過度な飲酒、睡眠不足、激しすぎる運動は症状を悪化させます。また、一人で悩みを抱え込まず、専門医への相談を先延ばしにしないことが重要です。

何歳頃から症状が現れやすいですか？

一般的には40代後半から50代にかけて症状が現れやすくなりますが、個人差が大きく、30代後半から症状を感じる方もいらっしゃいます。

女性の更年期障害との違いは何ですか？

女性は閉経により急激にホルモンが減少しますが、男性は徐々に減少するため症状の現れ方が緩やかです。また、ストレスの影響を受けやすいのも男性の特徴です。

治療にはどのくらいの期間がかかりますか？

症状の程度や治療方法により異なりますが、一般的には数ヶ月から1年程度の継続的な治療が必要です。生活習慣の改善も並行して行うことが大切です。

男性更年期障害かどうかはどうやって判断しますか？

血液検査によるテストステロン値の測定と、専用のチェックシートによる症状評価を組み合わせて診断します。まずはセルフチェックから始めることをお勧めします。

家族にできるサポートはありますか？

症状への理解を示し、治療への協力と精神的な支えを提供することが重要です。また、生活習慣の改善を家族全体で取り組むことも効果的です。

仕事への影響を最小限にする方法はありますか？

早期の治療開始と、職場での理解を得ることが重要です。また、ストレス管理と適切な休息を取ることで、仕事のパフォーマンス低下を防げます。

予防方法はありますか？

規則正しい生活習慣、適度な運動、バランスの取れた食事、ストレス管理が予防に効果的です。特に質の良い睡眠とストレス軽減が重要な要素となります。

セカンドオピニオンは必要ですか？

症状が改善しない場合や治療方針に不安がある場合は、メンズヘルス外来や男性更年期専門医への相談をお勧めします。複数の専門家の意見を聞くことは有益です。

男性更年期障害が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックと男性更年期障害は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

男性更年期障害の改善により、これまで諦めていた活動的な生活を取り戻すことができます。仕事のパフォーマンスが向上し、プライベートも充実したものになるでしょう。何より大切なのは、症状に悩まされることなく人生を楽しめるようになることです。

男性更年期障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。