浮腫み

浮腫み（むくみ）とは

浮腫み（むくみ）とは、皮膚の下に余分な水分が蓄積された状態のことです。人の体は約60％が水分で構成されており、この水分のバランスが崩れて細胞間を満たす水がたまった状態がむくみとなります。

通常、動脈から組織にしみ出た水分はリンパ管を通って静脈に回収されます。しかし、何らかの影響でその処理がうまくいかないと、細胞間質液が増えることによりむくみが生じるのです。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、日本人全体の32％が足に「むくみやだるさ」を感じており、その頻度は女性に多く、年齢が高くなるにつれ頻度が上昇しています。

浮腫みを放置すると、関節を曲げづらくなり、むくんだ部分が重くなって日常生活に支障をきたします。血液循環やリンパの流れが悪化し続けることで、細胞への栄養供給や老廃物の除去機能が低下し、免疫力の低下を引き起こすこともあります。

さらに深刻なのは、心不全、腎不全、肝疾患などの重大な病気が隠れている可能性があることです。これらの病気の早期発見が遅れることで、生命に関わる状況に発展する恐れもあります。たかがむくみと軽視せず、適切な対処を行うことが重要です。

浮腫みの原因

開院以来、当院には浮腫みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、浮腫みの原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

浮腫みの原因として次のものが挙げられます。

浮腫みはこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、血液やリンパ液の循環不良、筋肉のポンプ機能低下、自律神経の乱れなどが発生し、浮腫みが発症します。それは人によって違い、単に水分を控えたりマッサージをするだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。浮腫みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

浮腫みへの対応として、次のようなものが一般的です。

利尿剤の処方

長期使用により電解質バランスが崩れる可能性があり、脱水症状や腎機能への影響が懸念されます。また、根本的な原因解決にはならず、薬をやめるとむくみが再発することがあります。

弾性ストッキングの着用

正しいサイズ選択と着用方法が重要で、不適切な使用では血流を阻害する危険性があります。また、継続的な着用が必要で、暑い季節には不快感を伴います。

食事指導

厳格な塩分制限は食事の楽しみを減らし、継続が困難な場合があります。また、過度な制限は栄養バランスを崩す可能性もあります。

運動療法

継続的な運動が必要で、適切な負荷の調整が重要です。間違った方法では症状を悪化させる可能性があり、専門家の指導が不可欠です。

浮腫みを改善するために

まずはあなたの浮腫みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では浮腫みの根本的な原因を特定し、一人ひとりに合わせた治療計画を立てます。まず初診では十分な時間をかけて問診を行い、あなたの生活習慣や症状の経緯を詳しくお聞きします。その後、姿勢分析や体表温度検査、神経機能検査などを通じて、浮腫みの真の原因を探ります。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では安全を最優先に、正統派カイロプラクティック（パーマー系テクニック）を主体とした施術を行っています。一連の流れ作業ではなく、一人ひとりの状態に合わせて慎重に施術を進めます。初回では原因分析のために詳細な検査を行い、必要に応じて医療機関でのレントゲン撮影もお願いしています。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

浮腫みのQ＆A

浮腫みは自然に治りますか？

一過性のむくみは休息や生活習慣の改善で自然に治ることもありますが、慢性的なむくみや病気が原因の場合は適切な治療が必要です。放置すると症状が悪化する可能性があるため、早めの対処をお勧めします。

浮腫みの人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢を続ける、塩分の過剰摂取、水分の極端な制限、激しい運動、自己判断でのマッサージは避けるべきです。これらは症状を悪化させる可能性があります。

朝と夕方でむくみの程度が違うのはなぜですか？

重力の影響で日中は水分が下半身にたまりやすく、夜間の横になった状態では顔や上半身にむくみが現れやすくなるためです。これは正常な生理現象でもあります。

むくみと病気の関係はありますか？

心不全、腎疾患、肝疾患、甲状腺機能障害などの病気がむくみの原因となることがあり、持続するむくみは医師の診察が必要です。早期発見が重要になります。

水分を控えた方がいいのでしょうか？

水分不足も体が水分を保持しようとするため逆効果です。適度な水分摂取を心がけ、就寝前の大量摂取は避けましょう。

マッサージは効果的ですか？

リンパドレナージなど専門的なマッサージは効果的ですが、自己流のマッサージは逆効果になる場合があるため注意が必要です。

男性と女性でむくみの原因は違いますか？

女性はホルモンバランスの変化によるむくみが多く、男性は心疾患や腎疾患によるむくみの割合が高い傾向があります。

むくみに効く食べ物はありますか？

カリウムを多く含むバナナやほうれん草、利尿作用のあるキュウリやスイカなどが体内の水分バランス調整に役立ちます。

妊娠中のむくみは危険ですか？

妊娠中の軽度なむくみは正常ですが、急激なむくみや高血圧を伴う場合は妊娠高血圧症候群の可能性があり医師の診察が必要です。

むくみがひどい時は何科を受診すればいいですか？

まずは内科を受診し、原因に応じて循環器内科、腎臓内科、婦人科などの専門科に紹介されることがあります。

浮腫みが改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックと浮腫みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

浮腫みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。