呼吸が浅い

呼吸が浅いとは

呼吸が浅いとは、一回の呼吸で取り込む空気の量が少なく、体に必要な酸素を十分に取り込めていない状態のことです。通常の深い腹式呼吸ではなく、胸の上部だけを使った浅い胸式呼吸が中心となります。

横隔膜の動きが制限されている状態を指し、リラックス時の正常な呼吸回数は1分間に12～18回程度ですが、浅い呼吸の場合は20回以上になることが多いです。息苦しさや酸素不足による様々な不調を引き起こし、現代人に急増している症状の一つです。

浅い呼吸を放置すると、慢性的な酸素不足により体の様々な機能が低下していきます。まず、疲労感が常態化し、集中力や記憶力の低下が進行します。血流が悪化することで冷え性が悪化し、免疫力も低下して風邪をひきやすくなります。

さらに進行すると、自律神経のバランスが大きく乱れ、不安感やパニック障害のような精神的な症状が現れる可能性があります。最悪の場合、呼吸筋の機能がさらに低下し、無気肺などの深刻な呼吸器疾患を引き起こすリスクも高まります。また、長期間の酸素不足は心臓への負担を増加させ、心血管系の疾患リスクも上昇します。

呼吸が浅いの原因

開院以来、当院には呼吸が浅いでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、呼吸が浅いの原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

呼吸が浅いの原因として次のものが挙げられます。

呼吸が浅いはこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

現代社会の日常的なプレッシャーや不安により交感神経が優位になり、呼吸が浅くなります。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により猫背になると、胸郭が圧迫され腹式呼吸が困難になります。運動不足により呼吸筋や心肺機能が低下し、効率的な呼吸ができなくなることも大きな要因です。

この複数の原因が引き金となり、横隔膜の動きの制限や呼吸筋の機能低下などが発生し、浅い呼吸が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。呼吸が浅いは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

呼吸が浅いへの対応として、次のようなものが一般的です。

呼吸機能検査

検査により現状把握はできますが、根本的な改善には至らず、継続的な経過観察が必要になります。また、検査結果に異常がない場合でも症状が続くことがあります。

薬物療法

一時的な症状緩和は期待できますが、根本原因の解決にはならず、長期服用による副作用のリスクがあります。また、薬に依存してしまう可能性もあります。

呼吸リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院と自宅での練習が必要です。また、正しい方法を習得するまでに個人差があり、途中で挫折してしまう場合もあります。

呼吸が浅いを改善するために

まずはあなたの呼吸が浅い原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では、専用機器を使い、呼吸機能低下の原因となっている神経圧迫の箇所の特定に加え、レントゲン画像に線引きを行うことで科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

呼吸が浅いと大きく関わっている原因を詳細に分析します。脊柱全体のカーブの形状、胸郭の状態、可動域検査などチェックし分析したうえで必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高め改善を目指します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

呼吸が浅いのQ＆A

呼吸が浅いのは自然に治りますか？

軽度のものは生活習慣の改善で自然に改善することもありますが、慢性化している場合は専門的なアプローチが必要です。根本原因である姿勢や筋肉の問題を解決しなければ、完全な改善は困難です。

呼吸が浅い人がやってはいけないことは？

猫背などの悪い姿勢を長時間続けること、過度なストレスを溜め込むこと、運動不足の状態を放置することは避けるべきです。また、無理な呼吸法の練習は逆効果になることがあります。

呼吸が浅いのと息苦しいのは同じ症状ですか？

関連はありますが厳密には異なります。呼吸が浅いのは呼吸の質の問題で、息苦しさはその結果として現れる自覚症状です。浅い呼吸が続くことで息苦しさを感じるようになります。

どのくらいの期間で改善が期待できますか？

個人差がありますが、適切な施術と生活習慣の改善により、軽度なものは2-3週間、慢性化したものでも2-3ヶ月程度で改善が期待できます。継続的なケアが重要です。

呼吸が浅いのは病気なのでしょうか？

それ自体は病気ではありませんが、様々な不調を引き起こす要因となります。放置すると自律神経失調症や睡眠障害などの疾患につながる可能性があるため、早期の対処が重要です。

マスクをしていると症状が悪化しますか？

長時間のマスク着用により呼吸が制限され、症状が悪化する場合があります。適度な換気や深呼吸を意識的に行い、可能な時はマスクを外して新鮮な空気を吸うことが大切です。

呼吸が浅いが改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックと呼吸が浅いは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

呼吸が浅いは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。