副腎疲労症候群

副腎疲労症候群とは

副腎疲労症候群とは、長期間にわたるストレスや過労により、副腎という臓器が疲弊してホルモンの分泌バランスが崩れることで起こる症候群です。副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、ストレスに対抗するホルモン（コルチゾール）を分泌しています。

この副腎が疲れてしまうことで、慢性的な疲労感や様々な不調が現れる状態を指します。現代社会では3人に1人が慢性疲労を訴えており、IT化や在宅勤務の普及により、その割合はさらに高くなっていると推測されます。

副腎疲労症候群を放置すると、作業量や活動量の著しい低下により日常生活に深刻な支障をきたします。思考力や注意力の低下から思わぬ事故を招く危険性もあります。

さらに症状が悪化すると、慢性疲労症候群への移行、うつ病などの精神的疾患、生活習慣病など様々な疾患を誘発する可能性があります。最悪の場合、社会復帰が困難になるほど重篤な状態に陥ることもあります。

副腎疲労症候群の原因

開院以来、当院には副腎疲労症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、副腎疲労症候群の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

副腎疲労症候群の原因として次のものが挙げられます。

副腎疲労症候群はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

その中でも自律神経のバランスの崩れが副腎疲労症候群の原因であることは非常に多いです。バランスが崩れることで副腎のホルモン分泌リズムが乱れてしまうので、副腎に過度な負担をかけ続けることになるばかりか自然と体の回復機能も低下します。

過度に働き続けた副腎や、慢性的なストレス状態にある神経系がダメージを受け、副腎機能の低下、それが副腎疲労症候群となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。副腎疲労症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

副腎疲労症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

生活習慣の改善指導

根本的な改善には長期間を要し、患者の強い意志と継続的な努力が必要です。効果が実感できるまでに時間がかかるため、途中で挫折する可能性があります。

栄養療法

多数のサプリメントが必要になることが多く、経済的負担が大きくなります。また、個人差があるため最適な組み合わせを見つけるまでに時間を要します。

ストレス管理指導

ストレスの根本的な原因が環境的要因にある場合、完全な解決が困難な場合があります。

ホルモン補充療法

長期使用による副作用のリスクがあり、自然な副腎機能の回復を妨げる可能性があります。

副腎疲労症候群を改善するために

まずはあなたの副腎疲労症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では、専用機器を使い、疲労の原因となっている神経機能の異常箇所の特定を行うことで科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

副腎疲労症候群と大きく関わっている原因を詳細に分析します。自律神経の状態、ホルモンバランス、神経機能検査などチェックし分析したうえで精度を高め改善を目指します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

副腎疲労症候群のQ＆A

副腎疲労症候群は自然に治りますか？

軽度の場合は生活習慣の改善により自然回復する可能性がありますが、重度の場合は専門的な治療が必要です。早期の適切な対処が重要です。

副腎疲労症候群の人がやってはいけないことは？

過度な運動、カフェインの過剰摂取、夜更かし、ストレスの多い環境に長時間いることは避けるべきです。無理をせず休息を優先しましょう。

副腎疲労症候群と慢性疲労症候群の違いは何ですか？

副腎疲労症候群は副腎機能の低下が原因とされ、慢性疲労症候群は原因不明で体を動かせないほどの疲労が6ヵ月以上続く状態を指します。

治療にはどのくらいの期間がかかりますか？

症状の程度により異なりますが、軽度で6ヶ月、重症の場合は2年程度の治療期間を要することが一般的です。個人差があります。

副腎疲労症候群は遺伝しますか？

直接的な遺伝はしませんが、ストレスに対する感受性や体質的な要因が遺伝的に影響する可能性があります。環境要因の方が重要です。

検査で副腎疲労症候群かどうか分かりますか？

唾液や血液検査によりコルチゾール値を測定することで、副腎機能の状態を評価できます。専門的な検査が必要です。

副腎疲労症候群でも仕事を続けられますか？

症状の程度によりますが、適切な治療と生活習慣の改善により、多くの場合仕事を続けることは可能です。無理は禁物です。

食事で気をつけることはありますか？

血糖値の急激な変動を避け、バランスの良い食事を心がけましょう。カフェインや糖分の過剰摂取は控え、規則正しい食事時間を保つことが大切です。

運動はした方がいいですか？

軽度の有酸素運動は推奨されますが、過度な運動は副腎に負担をかけるため避けるべきです。ヨガやウォーキングなど穏やかな運動が適しています。

薬で治すことはできますか？

症状に応じて補助的に薬物療法が用いられることもありますが、根本的な治療は生活習慣の改善と栄養療法が中心となります。

副腎疲労症候群が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックと副腎疲労症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

副腎疲労症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。