排卵痛

排卵痛とは

排卵痛は、月経と月経の中間期である排卵日やその前後1～2日に起こる下腹部の痛みです。卵子が卵巣の壁を破って外に排出される際に生じる痛みで、破れた卵巣から流れ出る卵胞液と血液が腹膜を刺激することが原因とされています。

女性の約20～40％が排卵痛を感じているという研究報告があり、生殖年齢女性にとって身近な症状といえます。痛みの程度には個人差が大きく、全く感じない人もいれば、毎回強い痛みに苦しむ人もいらっしゃいます。

排卵痛を放置すると、毎月の痛みによる生活の質の低下が続くことになります。強い痛みが継続すると、仕事や学校のパフォーマンスが大きく低下し、同僚や友人との関係にも支障をきたす可能性があります。

排卵期の度に感じる不安とストレスは、自律神経のバランスを乱し、さらなる症状の悪化を招く悪循環に陥ることもあります。また、排卵痛の背景に子宮内膜症などの疾患が隠れている場合、早期発見が遅れることで症状が進行し、将来的に不妊症のリスクが高まる恐れもあります。

子宮内膜症では約50％が不妊になるといわれており、毎月の辛い症状は身体からの大切なサインである可能性があります。だからこそ根本的な身体の状態を整えることが重要です。

排卵痛の原因

開院以来、当院には排卵痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えるのは、排卵痛の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

排卵痛の原因として次のものが挙げられます。

排卵痛はこのように様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。排卵痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

排卵痛への対応として、次のようなものが一般的です。

鎮痛薬の継続使用

毎月の症状に対して鎮痛薬を継続的に使用する必要があり、胃腸への負担や薬物依存のリスクがあります。根本的な解決にはならず対症療法に留まります。

低用量ピルの副作用

血栓塞栓症などの重大な副作用のリスクがあり、定期的な検査と厳重な管理が必要です。また、服薬の継続が必要で、飲み忘れによる効果の減弱もあります。

温熱療法の限界

一時的な症状緩和効果はあるものの、根本的な原因の改善には至らず、毎月の対処が必要となります。

排卵痛を改善するために

まずは身体の機能をコントロールしている神経系が正常に働いてるかどうかを検査します。症状だけを追っかけたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では、専用機器を使い、痛みや不調の原因となっている神経圧迫の箇所の特定を行い、科学的に分析し、術者の主観にとらわれない明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

施術歴14年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

排卵痛と大きく関わっている原因を詳細に分析します。姿勢や自律神経の状態、生活背景などをチェックし分析したうえで必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高め改善を目指します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ぜひ安心して当院にお任せください。

排卵痛のQ＆A

排卵痛は自然に治りますか？

排卵痛は多くの場合、数時間から数日で自然に軽減しますが、根本的な身体のバランスを整えることで症状の軽減が期待できます。カイロプラクティックケアにより骨盤の歪みを調整し、神経系の働きを正常化することで、毎月の症状緩和につながる可能性があります。

排卵痛の人がやってはいけないことは？

身体を冷やす行為や長時間の同じ姿勢は避けましょう。また、ストレスの蓄積や睡眠不足はホルモンバランスを乱し症状を悪化させる可能性があります。正しい姿勢を保ち、適度な運動を心がけることが大切です。

排卵痛と生理痛の違いは何ですか？

排卵痛は月経周期の中間期に起こる痛みで、生理痛は月経時に起こる痛みです。排卵痛は通常片側の下腹部に感じられることが多く、期間も数時間から数日と比較的短期間です。どちらも骨盤の歪みが関係している可能性があります。

排卵痛はどのくらいの期間続きますか？

一般的には数時間から3日程度で改善することが多いです。それ以上続く場合や激しい痛みがある場合は、他の疾患の可能性も考えられるため、適切な検査と治療が必要です。

排卵痛が激しい時は何かの病気のサインですか？

いつもより激しい痛みや長期間続く痛みは、子宮内膜症や卵巣の問題などの可能性があります。しかし、骨盤の歪みや神経系の機能低下も症状を増強させる要因となるため、総合的なアプローチが重要です。

排卵痛があると妊娠に影響しますか？

排卵痛自体は正常な生理現象ですが、背景に疾患がある場合は妊娠に影響する可能性があります。骨盤の正常な機能を保つことで、生殖器系の働きをサポートし、妊娠しやすい身体づくりにつながります。

排卵痛を和らげる食べ物はありますか？

抗炎症作用のある食品や血流を改善する食品が有効です。生姜、魚類、緑黄色野菜などを積極的に摂取し、冷たい食べ物や刺激物は控えめにしましょう。栄養バランスの整った食事が基本となります。

排卵痛で仕事を休んでも大丈夫ですか？

強い痛みで日常生活に支障がある場合は、無理をせず休息を取ることが大切です。ただし、根本的な改善を図ることで、将来的に症状をコントロールできる可能性があります。

排卵痛は年齢と共に変化しますか？

年齢やホルモンバランスの変化により症状は変化することがあります。しかし、適切なケアにより、年齢に関係なく症状の改善は期待できます。定期的な身体のメンテナンスが重要です。

排卵痛の時期を予測する方法はありますか？

基礎体温の測定や排卵検査薬の使用で予測可能です。また、身体の変化を敏感に察知できるよう、神経系の働きを正常化することで、より正確な予測ができるようになる場合があります。

排卵痛が改善せず悩まれていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

神経機能を高める当院のカイロプラクティックと排卵痛は非常に相性がよく、多くの方は改善の方向へ向かいます。

排卵痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。我慢して放っとけば慢性化して治りにくくなるのでその前に、ご連絡ください。